No.6608はエジプトのSalim Wazaran Abu Alata、Indomie Chicken Curry Flavour。エジプト版インドゥミーの紹介は今回で七回目、今まではスーパーで購入したものだが、今回の品は街のキオスクというか小さな小屋のような雑貨屋で買ったもの。
▲右にちょっとだけ見える店舗で買った
ここではスーパーのようにはクレジットカードが使えず、かといって手頃なエジプトの通貨も持っていなかったので米ドルでいいか?と聞いたら売ってくれた。でもインドゥミーの袋麺二個で1USDだったから一個当たり55円相当。スーパーで買ったヤツは一個20円以下だったから割高だったなあ。まあコレクションのためなら全然許容範囲なんだけど。
食べてみて、チキンベースで口当たりが優しくて穏やかなカレー風味。反面キレの良さとか爽快な刺激なんてものは殆ど無い。日本人にとって我慢できないような変な味とか嫌な匂いはしないので、エジプト土産に買って帰るのもいいだろう。
麺は細めの角断面で、柔らかめでコシは弱い。大昔の日本の袋麺みたいで、しゃしゃり出て主張するような麺ではない。特に気になるような味や香りはせず、日本人が普通に食べられる。
スープは麺の澱粉が溶出したような濁り感ととろみがある。粉末スープにはカレー成分は入っておらずただのチキン味というか塩ラーメン的なスープだ。濁り感のせいで口当たりはとても柔らかく、アフリカの即席麺ということを忘れてしまいそう。うま味や塩分は必要十分。
カレー成分は調味油のみに入っているが、スパイスの種類も量も少なくて、消極的なカレー「風味」という印象。ちょっと物足りないなあ。辛さはチリパウダーで演出しており、全部入れてそこそこの刺激が得られる。この倍ぐらいは欲しいところだ。調味油はパーム油の香りがして少々重々しい。
カレーの存在が薄い製品だった。日本の塩ラーメンに小さじ1/4杯のカレー粉と油少々を足せば、近い雰囲気になるかもしれない。
国名 | エジプト |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 0 89686 12013 4 |
会社名 | Salim Wazaran Abu Alata |
製品名 | Indomie Chicken Curry Flavour |
謳い文句 | |
調理方法 | ゆで3分 |
質量 | Net75g |
熱量 | 361kcal (1511kJ) |
Na | 1.2g |
付属品 | 粉末スープ、調味油、チリパウダー |
ノンフライ麺 | × |
湯切り | 不要 |
麺 | 細めの角断面、柔らかめでコシは弱い、日本のうんと安い袋麺みたい、嫌な癖は無い |
汁・ソース | とろっとした濁り感、カレー味は調味油のみに付いており、手数も量もうんと控えめ |
具・その他 | ベースは塩ラーメンのようなチキン味、辛さは強くない、爽やかさの無いカレー風味 |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2020/01/24 |
賞味期限 | 2020/01/05 |
入手方法 | 2019/05/16 Port Said (Egypt) |
税込購入価格 | 1 USD/2p (≒55 JPY/p) |