No.6568は明星食品、中華三昧 涼麺。北米向け輸出仕様で英文表記はChukazanmai Ryanmen。類似製品として輸出版中華三昧の四川風味噌拉麺をNo.6486で紹介している。今回の品の外観は日本における2016~19年版のパッケージを基にして英文化を行ったもののようだ(2014~15年版も似ているが、調理例写真の具の並び順が違う)。
NYCで即席麺探索をしている時に$1.95(約210円)で購入したのだが、どこにでも売られている製品ではなく、アジア系のスーパーで見つけたもの。あまり数が出そうもないのに専用パッケージを作り、日本から運搬することを考えれば高いとは思わない。米国で中華三昧できるんだから!
裏面はぐじゃ~っと文字だらけ。日本版は懇切丁寧なイラスト付きの作り方説明があるのにね。麺を湯切りして水にさらすという米国人に馴染みのない製作工程が必要な即席冷し中華だからこそ判りやすい解説が望まれると思うのだが。
開封すると、No.6486四川風味噌拉麺と同様に日本版よりも麺が白っぽい。輸出版は黄色い色素を使っていないからだろう(使ってはいけないのかも?)。
液体スープと香辣醤(中華風からし)の小袋が添付されているのだが、どちらも印刷は日本語だけである。No.6486四川味噌拉麺は英文表記のみだった。この二つの事実から、今回の品はもしかしたら日本版のスープをそのまま流用しているのかもしれない。
食べてみて、私の味覚では日本版と何も変わることが無いように思われた。即席冷し中華の一つの最終完成形であり、これ以上の幸せは想像できないし望みません、と言い切っちゃうぐらい。
麺は扁平角断面。緻密だが粘りがあってしなやか。水で冷すためかしっかり引き締まった感じもある。中華三昧の麺の中で一番いいんじゃないかとすら思う。
スープはまろやかな酸味と甘み・うま味が調和する。醤油の香りとごま油の絡みも絶妙。からしも酸味と合うような刺激と香りで普通のからしとは全然違うし、良いアクセントになっている。
上記の感想は日本語版と全く同じ(No.6486四川味噌拉麺の場合は日本版よりも力感が弱かった)。米国で良質な冷し中華を食べたくなったらアジア系スーパーに走れ!
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋冷し中華 |
EANコード | 0 74891 00803 2(UPC) |
会社名 | 明星食品 |
製品名 | 中華三昧 涼麺(北米輸出仕様) Chukazanmai Ryanmen |
謳い文句 | Japanese Style Cold Noodles Sesame flavored sauce with Mustard |
調理方法 | ゆで5〜6分お湯切り |
質量 | Net139g |
熱量 | 470kcal (1968kJ) |
Na | 2.32g |
付属品 | 液体スープ、からし |
ノンフライ麺 | ○ |
湯切り | 要(水さらし) |
麺 | 扁平角断面で、緻密さとしなやかさが両立、水に晒すことで引き締まる、香りも良い |
汁・ソース | まろやかな酸味と旨味と甘さ、醤油とごま油がよく調和する、辛子も良いアクセント |
具・その他 | 麺が白っぽい以外は日本版と変わらない印象、即席冷し中華の一つの完成形と言える |
総合評価 | ★★★☆3.5 |
試食日 | 2019/12/04 |
賞味期限 | 2019/11/27 |
入手方法 | 2019/06/08 New York (USA) |
税込購入価格 | 1.95 USD (≒211 JPY) |