No.6483はサンヨー食品、サッポロ一番 旅麺 広島汁なし担々麺。しばらく海外製品の紹介が続いていた中、久しぶりに日本の即席麺の登場である。とはいってもウチの在庫にはまだ約280種類の海外即席麺が眠っているので、この先向こう一年ぐらいは国産品の紹介を行うのを偶にしか出来ないだろう。
私は店舗のラーメン界のことには疎いので最近流行りの麺料理のことなども全然知らない。なので広島汁無し担々麺と言われてもピンとこなかった。Wikiで調べてみると、広島で昔から食べ続けられてきた伝統料理ではなく、広島に在る店舗が本場中国四川省の担々麺をアレンジして作ったものが大ヒットし有名になった、ということらしい。
過去サンヨー食品の汁無し担々麺を2017年9月にNo.6091サッポロ一番汁なし担々麺、No.6092KALDI汁無し担担麺で続けて試食している。この二つは極めて似た印象の製品であり、今回の品との類似性があるのではないかと思ったが、湯戻し時間が今回の品は二分、過去の品は四分と異なり、少なくとも麺は別仕立てのようだ。
食べてみて、やはり過去の製品とは麺が全然違う。感覚的には断面積が二倍以上違う感じで今回の品の方が細くて頼りない。一方ソースに関しては過去の製品とかなり似ていると思った。
麺は細い角断面で、弾力感と気泡感が強くパサパサした軽い食感。けれども汁なし麺だから常にスープに浸っている訳ではなく、意外に経時変化は少ない。構えずに食べれる気安さがある。
ソースは塩分とうま味調味料がとても強い。そこへ唐辛子と花椒の刺激も豪快に利いており、とても賑やか。味付肉そぼろの塊にも強い味付けがされている。スナック菓子っぽいジャンキーな味であり、深みのある味とか香りを嗜むような製品ではない。
しかしスナック菓子的な味というのは時と場合によってはやめられない止まらない習慣性があるもので、食べる人とこの製品の波長が合致した瞬間にはとても好ましく感じることもあるものだ。率直に言って私も食べた直後、安っぽいんだけど何故か憎めないような感情が沸きあがってきた。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップ汁なし麺 |
EANコード | 4 901734 036791 |
会社名 | サンヨー食品 |
製品名 | サッポロ一番 旅麺 広島汁なし担々麺 |
謳い文句 | 花椒のシビれがきいたダシ |
調理方法 | 熱湯2分お湯切り |
質量 | Net71/麺55g |
熱量 | 339kcal (1419kJ) |
Na | 〜g(食塩相当量2.8g) |
付属品 | 液体スープ、粉末スープ。かやく(鶏豚味付肉そぼろ)は混込済 |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | ○ |
麺 | 細い角断面、気泡感が強くコシは弱い、頼りない食感、汁無し麺なので経時変化は少 |
汁・ソース | 塩分とうま味が強い、唐辛子と花椒の刺激も賑やか、じっくり味わうものではない |
具・その他 | 味付挽肉も強い味が付いている、ジャンキーな味だがヒトの食欲をくすぐる時もある |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2019/08/23 |
賞味期限 | 2019/08/12 |
入手方法 | 2019/02/27 Sanwa |
税込購入価格 | 106 JPY |