No.6466は五木食品、つけ麺 魚介豚骨。棒状乾燥麺で結構大柄なパッケージだからてっきり二食入りかと思ったが、下の方に「1人前」と記されてあった。とはいえ麺の質量が130g、スープを含む総質量は180gとかなりの重量級。ちょっとしたラーメンの二食分ぐらいはあるよ。姉妹品に魚介醤油と辛味噌がある。
ふと気になって過去のi-ramen,net試食記を確認したところ、2009年4月のNo.4041で同社のつけ麺 濃厚魚介醤油という製品を採り上げていたのだが、これは二食入りで麺の質量や、ゆで時間、スープの構成から見ても全く違う製品のようだ。
しかし今回の製品はゆで時間の指示がなんと12分!(ひやもりの場合。あつもりの場合は10分)吹きこぼれないよう終始鍋を見張っていなければならないので長時間行動が拘束されてしまうよ。なのでこいつを即席麺の範疇に入れて良いものかどうかちょっと躊躇する。つーかこれを即席麺というならばパスタだって即席麺だよなあ。
食べてみて、ガツンとくる岩のような存在感。ヘビー級の麺にちょっとやそっとじゃ動じないような味。税込200円弱で外へ行かず家の中でこの体験が出来るのは大きな価値だと思う。
麺は太い扁平形状で断面積が大きく、小麦粉の密度は高くびっちり詰まっており、さらに水分もタップリ保持している感じ。麺を箸ですくい上げた際の筋肉の負荷が大きく乾燥麺とは思えないほど。とはいえ個人的には歯応えが若干柔らかめに感じられ、また輪郭もやや曖昧に感じられた。なのでゆで時間は12分よりも1~2分短めでもいいんじゃないかな?全粒粉を配合してあるためか香りは良い。また乾燥質量130gの麺は量的にも食べ応えがある。
スープは液体と粉末のダブル。指示通りのお湯で溶くとかなり濃くて塩辛い味。最初これはちょっときつ過ぎる味だなー、と思ったが、麺の量が多いので食べているうちに徐々に味が薄くなってきて、食べ終わりの頃には若干物足りなくなっていた。この辺は妥協の範囲かな。魚介と豚骨では魚介の香りの方が優勢でちょっと甘め、辛い刺激は弱いので好みに応じて薬味を入れるのが良いだろう。
麺もスープも岩のような存在感があるので、肉や野菜、ゆで玉子などの具をいれても全然動じずに受け容れてくれるだろう。即席という範疇を超えてしまいそうな内容の製品だった。ただし作る時間も即席の範疇を超えてしまいそう。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋つけ麺 |
EANコード | 4 901726 014301 |
会社名 | 五木食品 |
製品名 | つけ麺 魚介豚骨 |
謳い文句 | 豚骨と魚介の旨みとコク 全粒粉入り極太麺 満足の食べ応え |
調理方法 | ゆで10〜12分 |
質量 | Net180/麺130g |
熱量 | 607kcal (2541kJ) |
Na(麺具+汁) | 〜g(食塩相当量8.8g) |
付属品 | 液体スープ、粉末スープ |
ノンフライ麺 | ○ |
汁なし麺 | ○ |
麺 | 太く厚い扁平断面で重量感がとても大、ゆで時間は短めで可、大盛り、小麦の香り良 |
汁・ソース | 最初味が濃く感じるが食べるにつれ薄まる、豚骨より魚介味が優勢、甘めで辛くない |
具・その他 | 麺もスープも存在感絶大、素でも物足りなくない、味も作る手間も即席の域を超える |
総合評価 | ★★★☆3.5 |
試食日 | 2019/08/04 |
賞味期限 | 2019/09/19 |
入手方法 | 2019/02/27 Sanwa |
税込購入価格 | 192 JPY |