No.6463は明星食品、至福の一杯 鶏コク醤油ラーメン。オープンプライスのお手軽価格帯製品で、今回の品は税込103円で購入したもの。「コクうまの雫」という名の鶏油入り調味油が付いている。
いま現在は2019年の8月に入った直後だが、実のところ今回の試食は遥か昔の4月中旬に行なったものであり、正直なところ食べた印象なんてすっかり忘れちゃったよ。というのもこの三ヶ月半の間は船に乗って海外を巡りながら即席麺を買い集める旅に出ていたからである。
この間もペースを落としながら試食記やYouTubeの更新を続けていたのだが、これらは旅に出る前に20本ぐらい作り貯めておいたものを予めアップロードしておいて、日時を指定した上で徐々に公開していったもの。ちなみに旅行中は即席麺を全く食べていなかったので俺は今、猛烈に飢えている!
今回の旅では19ヶ国(うち収穫ゼロの国が一つあった)のスーパーやコンビニ等を巡って263種類の製品を入手した。五個パック品とか重複購入したモノもあるので個数で言えば300個近くになる。各国各地域の即席麺事情がかなり明確に把握できたし、国をまたいだ企業間の協調が存在していることも明らかになった。
また意外なことに、フィジーのような小さな国とかパプアニューギニアなどあまり即席麺に縁が無さそうな国でも袋麺の生産工場があることが判った反面、それなりの規模の需要がありそうなオーストラリアは現在どうやら即席麺を全数輸入に頼っているようだ、なんてのも見えてきたりして。
また噂には聞いていた日本から輸出されるイトメンのAll-In-One Ramenやメーカ不詳のNikka ramen、Shirakikuやひかり味噌のカップ麺なんてのも入手してきた。とにかくいろいろな製品および知識の収穫があり、充実した三ヶ月半であった。
現時点でウチの即席麺在庫は軽く300種類(ほぼ350個)を超え、毎日一個食べても一年近くかかってしまう。既に賞味期限を過ぎているものも何個かあって、また非英語圏の海外即席麺は説明文を読んで製品情報を仕入れるところからして多くの時間が掛かってしまう。これからビシッと気合を入れてやっていかねばならんなあ。
さて話を至福の一杯に戻す。食べてみて、フラットで抑揚が無いラーメンというよりはヌードル的食感の麺で量は少なめ。スープは角が丸められておりまろやかな味わいで、うま味はやや演出過剰。味や香りの要素は多いけれどちょっと人工的かな。肉はそこそこの量でメンマは筋っぽく、ネギが大きめなのは良い。あんまし力感は無いけれど、軽めの食事や夜食、おやつ用途としては好適だろう。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4 902881 414784 |
会社名 | 明星食品 |
製品名 | 至福の一杯 鶏コク醤油ラーメン |
謳い文句 | コクうまの雫 特製鶏油仕上げ |
調理方法 | 熱湯3分 |
質量 | Net66/麺50g |
熱量 | 300kcal (1256kJ) |
Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量1.3+3.9g) |
付属品 | 調味油 |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | × |
麺 | 中太の扁平断面、コシは弱くて柔らかめ、ヒラヒラしたような食感、ヌードル的食感 |
汁・ソース | 角が無くまろやか、別添の調味油が効いている、味要素が多く賑やかだがやや人工的 |
具・その他 | 肉はまあまあの量、メンマは筋っぽい、ネギは大きくて存在感大、おやつ感覚の製品 |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2019/04/14 |
賞味期限 | 2019/08/07 |
入手方法 | Sanwa |
税込購入価格 | 103 JPY |