No.6458は東洋水産、マルちゃん 鴨だしそば。マルちゃんのそばといえば緑色の帯がある天ぷらそばがお馴染みで、これは1970年の発売だからもうじき半世紀が経つ長寿製品。で、今回の鴨だしそばは2018年9月だからまだ出来立てのホヤホヤ。
この製品を発見したのは丁度北海道へ短期滞在していた時であり、もしかしてこれは北海道限定品なんじゃないか?逃してなるものか!と勇んで買ってきたのだが、後て調べてみたら販売エリアは全国で、北海道から戻ってきたら地元のスーパーでも普通に売られていた。ちとガッカリ。
裏面をよく見たら製造は東洋水産ではなく愛知県のユタカフーズであった。ここはマルちゃん製品の受託製造を行っているところ。北海道限定品ならば東洋水産の小樽にある工場で作るだろうから、製造場所を確認すれば慌てて買い込む必要はなかったんだ。
食べてみて、麺は天ぷらそばと大差ない印象。とはいっても天ぷらそばはここ十年ほど食べていないから記憶がやや曖昧で、同時比較して食べると差があるのかもしれない。
それに対してスープの印象はかなり違う。天ぷらそばが粉末スープだったのに対し今回の品は液体スープ。それもかなり大柄な袋であり濃縮度の低い、たっぷりのスープを溶くものである。
なので喉越しが自然、無理のない大らかな味わいのスープである。鴨だしらしさといえばスモークっぽい香りを伴う鴨脂の存在が強く出ている。基本的に結構甘い。天ぷらそばでは具として小えび天が付いていたがこの製品は具無し。薬味も無いのでちょっと単調でもある。
そこで鴨といえば葱。ちょうど手元にネギがあったので添えてみたら麺やスープにとても良く合う。ネギが嫌いでなければ是非やってみて欲しい。また、この感覚は生のネギだからこそ実現されるものであり、下手に乾燥ネギを入れなかったのは一つの見識だと考える。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋そば |
EANコード | 4 901990 513227 |
会社名 | 東洋水産 |
製品名 | マルちゃん 鴨だしそば |
謳い文句 | なめらかな仕上げの、ノンフライ麺! |
調理方法 | ゆで3分 |
質量 | Net709/麺75g |
熱量 | 330kcal (1382kJ) |
Na(麺具+汁) | 〜g(食塩相当量1.2+3.6g) |
付属品 | 液体スープ |
ノンフライ麺 | ○ |
汁なし麺 | × |
麺 | 細めの扁平麺、ネチャッとした歯応え、蕎麦の香りは弱い、同社天ぷらそばと同印象 |
汁・ソース | スモークっぽい鴨脂の匂いが特徴的だが、これ以上強いと嫌味になる、刺激は弱い |
具・その他 | 甘めでやや単調な味だが、手持ちの長ネギを添えてみたらとてもよく合って印象好転 |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2019/04/08 |
賞味期限 | 2019/05/19 |
入手方法 | 2018/10/25 イオン |
税込購入価格 | 95 JPY |