No.6411は稲葉製麺所、厚岸(あっけし)かきラーメン しお味。名前の通り牡蛎で有名な北海道厚岸郡厚岸町にある会社。住所からGoogleのストリートビューで探してみると、小さな町工場という感じの建物に辿り着く。調べてみるとこの辺一帯のラーメン屋さんに生麺を供給している会社らしい。工場の大きさから見て生麵の他に乾麺の製造設備まであるようには思えないので、この製品の麺はどこか別の会社から調達してきたものかな?
道の駅、厚岸グルメパーク(コンキリエ)で購入したもの。牡蛎味の袋ラーメンは他にも売られていたものの、一番高くて(税込398円)レトルトの牡蛎が付いているこの製品を選択した。
作り方の説明を読むと「(茹で始めてから)3分~3分半経ったら麺を軽くほくしてさらに約1分~2分程お好みの固さにゆでます。」とある。ということはゆで時間が最短で4分、最長で5分半の範囲で調整してね、ということになり結構幅が広い。この手のラーメンでゆで時間が1分半も違ったら、出来上がりは別物になってしまいそうだな。
食べてみて、とても良い。値段は高いけれど十分に納得できる。麺とスープだけでも★3.5点は付けられるし、これにレトルトの牡蛎が付いているのだから迷わずに★4.0点とした。
麺はやや細めでしっかりとしたコシと重量感があり、小麦粉の香りも良い。この品質の麺が(失礼ながら)あの小さな工場で少量生産されているとは考えにくいので、やっぱどこか有力メーカから仕入れているのだろうと推測する。
スープも派手さは無いが、深みのある塩味で、牡蛎のエキスがたっぷり滲み出ているし、香味油も効いている。それでいて生臭かったり嫌味のある味は一切しない。濃縮還元っぽさも無いし、あっさりしているけど力感に不足は無い。
レトルトの牡蛎は大きいのと小さいのが一個づつ。特にふっくら身が厚いとかミルキーだとかいうものではないが、鍋で食べる牡蛎のような感覚が味わえる。
牡蛎好きの人で厚岸近辺に行かれる機会があるならば、道の駅へ寄って買ってみると良いと思う。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 905767 000194 |
会社名 | 稲葉製麺所 |
製品名 | 厚岸かきラーメン しお味 |
謳い文句 | 厚岸産かき・スープ付 |
調理方法 | ゆで4〜5.5分 |
質量 | Net123/麺70g |
熱量 | |
Na | |
付属品 | 液体スープ、レトルト具(かき)、香味油 |
ノンフライ麺 | ○ |
汁なし麺 | × |
麺 | 細めだがしっかりとしたコシと重量感があり、小麦粉の香りも良い、品質感の高い麺 |
汁・ソース | 自然で深みのある塩味、牡蠣の香ばしいエキスが強く出ている、生臭さや嫌味は無い |
具・その他 | 香味油が効果的、麺とスープだけでも満足できるし、レトルトの牡蠣二個はふくよか |
総合評価 | ★★★★4 |
試食日 | 2019/02/09 |
賞味期限 | 2019/03/26 |
入手方法 | 2018/10/28 厚岸味覚ターミナル コンキリエ |
税込購入価格 | 398 JPY |