No.6299は大黒食品工業、マイフレンド ビック 担々麺。ビックシリーズの試食はこれが12種類目で、あとひとつ、「かきたまとろみ中華そば」を食べれば完全制覇だ!とラストスパートをかけるべく体調を整え、気を引き締めようと思っていたのだが、
今日大黒のWebサイトを巡回していたら、なんとその憧れのとろみ中華そばの姿が消えているではないか!どうやらこの6月をもって終売になっていたらしい。なんてこった!ああ俺が「いつかそのうち買えばいいや」とノンビリしていたせいで、かきたまとろみ中華を食べることは永遠に叶わぬ夢になってしまったよ。後悔・反省・懺悔の気持ちで胸が張り裂けそうだ。
マイフレンドビックの完全制覇、敗れたりぃ
ちなみにかきたまとろみ中華の発売は2017年8月21日。一年も経たずに終売したことになる。製品ラインナップが比較的安定しているこのシリーズにおいてはよっぽど人気が無かったんだろうなあ、だったら味の方もそれなり・・・とも思ってしまう。なお現時点では通販でケース単位(12個)の販売が一件だけあるみたい。ウチとしてはただでさえ過剰在庫を抱える状態なのに、割高な送料負担の上でケース買いするのはさすがに遠慮した。
マイフレンドビックと歩いた青春
思い出が走馬灯のように浮かんでは消えてゆく
(上の段の古い番号のものは商品名やデザインが現在とは違います。わかめうどんは現在販売されていません)
さて今回の品の担々麺は香り立つ特製ラー油付き。マイフレンドビックといえば、粉末スープの中にかやくも一緒に入っている小袋一個主義?が特徴であったのに、その慣例を打破して粉末スープとは別に調味油の小袋が付く、ツイン小袋方式を採っている。コスト制約が厳しそうな製品なのに頑張ったと思う反面、その分どこかを削っているのではないかとも思う。
食べてみて、確かに別添小袋のラー油が効いている。でも必ずしもいい感じに効くのではなく、これが全体を大味にしてしまっているようにも感じる。激辛とまではいわないけれど、結構辛い。痺れるような刺激もある。なのに全体としてはぼんやりとしたような、焦点が合っていないような、締まりの無い辛さなのだ。
(日本の)担々麺というと練り胡麻の香りが特徴的だがこの製品はそのようなものはなく、代わりに味噌の味が強い。担々麺というよりは辛味噌スープという感じ。それもちょっと薄めで平板。挽肉のような具は少ないし沈殿しがちなので存在感が希薄。
う~んやっぱラー油の小袋が付いた代償として、味造りにおける何か大切なものを置いてきてしまったような印象を受けたな。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4 904511 004341 |
会社名 | 大黒食品工業 |
製品名 | マイフレンド ビック 担々麺 |
謳い文句 | 香り立つ特製ラー油付き ビックシリーズ大盛り(当社比) |
調理方法 | 熱湯3分 |
質量 | Net104/麺85g |
熱量 | 493kcal (2064kJ) |
Na(麺具+汁) | 0.7+1.3g(食塩相当量1.8+3.3g) |
付属品 | 粉末スープ(かやく(ごま・味付挽肉(鶏肉・豚肉)・ねぎ・赤ピーマン)入り)、調味油 |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | × |
麺 | 白い角断面で若干の気泡感がある、特徴が少なくあまり自己主張をしない、量は多い |
汁・ソース | ややとろみあり、結構辛いがあまりシャキッとしない、練りゴマではなく味噌の香り |
具・その他 | 挽肉は存在感が弱い、担々麺では無く薄い味噌ラーメンのようで物足りなさを感じる |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2018/08/27 |
賞味期限 | 2018/09/09 |
入手方法 | 2018/04/06 ダイソー |
税込購入価格 | 108 JPY |