No.6280はオランダのUnilever、Knorr Asia Snack Curry Taste Noodles。へ?前回のNo.6279Knorr Asia Noodles Carilと何が違うの?と思われるかもしれないが、前回のがポルトガル市場向けだったのに対し今回はスカンジナビア向けという違いがありEANコードも別物。対応言語はデンマーク・ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの四か国である。
とはいえ食欲を誘わない写真と色使いはそのまま踏襲。唯一最大の違いはポルトガル向けが丼お湯入れの待ち時間指定が3~5分なのに今回のスカンジナビア向けは4分固定であること。
栄養成分などは同一だし、中身は一緒だと思うんだけどね。
対応言語が多くなった関係で、裏面の説明書きは文字だらけになってしまい読む気が失せるな。(まあもともと北欧の言語など読めないが)
中身が同じものと仮定して、どうして仕向地によって待ち時間の指定が違うのか考えてみる。まずは好みの多様性で、ポルトガルの人達はカチカチの麺を好む人もいればフニャ麺がいいという人も多く、嗜好の幅が広いから待ち時間の許容範囲を広げたと考えられる。次は几帳面さの差で、ポルトガルの人は律儀で指定された時間をキッチリ死守するが、スカンジナビアの人は4分といっても好みに応じて適当に調節する柔軟性があるとか。(ホンマかいな)
まあこうした曖昧さの規定というのは時と場合によっては結構重要で、適切に行使すれば効率が上がったりコストが下がったり物事の流れがスムーズになるものであり、プロのH/W設計者にとって技量の差が一番出やすいところなのだ・・・ってここでの話しにゃ関係無いか。
開封しても、中身はほぼ同じ印象。小さな違いは粉末スープの小袋にある印字位置が違うのとアイマーク(切断などの位置決めに使う印)の場所が違うこと。印字内容は製造日時だと思われる箇所を除いて一緒。
食べてみて、やっぱこりゃ同じだ。待ち時間はNo.6279ポルトガル向けが3分に対し今回は4分としたが、麺そのものは同じものであると確信する。細くて気泡感が強くバサバサした食感で揚げ物の香ばしさがあり、スープは澱粉質のゴモゴモ感があり意外にスパーシーで辛い。パッケージの調理例写真から連想するよりはまともな味。
No.6279と今回の6280の二例からして、Knorrは仕向地に応じて印刷の言語とEANコードは違えるが、味を作り分けたりはしていないものと思われる。あとパッケージ写真も同じものを使いまわしている。
だからこそー、もっとおいしそうな写真を使えばいいのにね。
国名 | オランダ |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 8 714100 744185 |
会社名 | Unilever |
製品名 | Knorr Asia Snack Curry Taste Noodles (for Scandinavia) |
謳い文句 | |
調理方法 | 丼お湯入れ4分 |
質量 | Net70g |
熱量 | 357kcal (1497kJ) |
Na | 〜g(食塩相当量2.8g) |
付属品 | 粉末スープ |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | × |
麺 | 気泡感が強く、硬めで粘りに欠ける食感、揚げ物の香ばしさがある、No6279と同印象 |
汁・ソース | 澱粉質のゴモゴモ感がある、カレーの香りは意外にスパイシーで辛い刺激も効果的 |
具・その他 | 何故か丼お湯入れ待ち時間の指定が違うけれど、中身はポルトガル向けNo6279と同一 |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2018/07/27 |
賞味期限 | 2018/08/31 |
入手方法 | 2018/06/08 Ueda駐在員様よりいただく |
税込購入価格 |