No.6231はキャメル珈琲が販売し、菊水とデリカが製造する、KALDI 炙りチャーシュー風味醬油らぁめん。パッケージの写真には大量の肉が写っているが、このシリーズの常として具は付いていないので期待しないように。
即席麺の製品名あるいは謳い文句に「炙り」という言葉を使う例は少なく、i-ramenデータベースを検索したら今回の品を含めて8件しか引っ掛かからなかった。そして袋麺はこれが初めてである。カップ麺だと具として焦げ臭い香料を付けた肉を付ければ面目は保たれるが、具無しの袋麺で炙ったイメージを出そうとするならかなり派手な香りを付けなければならないんじゃないかと予想した。
あまり目立たないけどパッケージの左上や裏面に雷神様の絵が描かれているのが興味深い。炙りチャーシューと何の関係があるんだろう?と思ったが、こじつけるならば雷の火力で肉を焼くということなのか?でも雷のパワーは瞬間的だから炭火で炙って肉汁がじわ~っと滲み出る様子とはちょっと違うよなあ。肉に高圧大電流を流したら一瞬で炭化してしまいそうだし。
食べてみて、確かに肉汁っぽい感じがうまく表現されていた。醬油らぁめんと言っているけど実際は豚骨醤油だね。ニンニクの香りが強く、また肉の酸味みたいな感じもうっすらと出ている。麺はいつもの菊水寒干し麺なので質感は高いしスープとの相性も良い。
炙りチャーシュー風味のスープはかなり濃くて強い味である。でも麺は湯切りをしてスープは別途熱湯で溶く設定なので、澱粉のゴモゴモした曖昧さが抜けてスッキリする、なので差引きゼロというかスープの強い味を殆ど嫌味に感じないのだ。
なかなか絶妙なバランスで、税込み価格159円はお買い得感すらある。ただ、基本的にはかなり強い味なので、連食すると飽きるというか疲れそうでもある。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 515996 916298 |
会社名 | キャメル珈琲/菊水/デリカ |
製品名 | KALDI 炙りチャーシュー風味醬油らぁめん |
謳い文句 | |
調理方法 | ゆで4〜4.5分 |
質量 | Net120/麺80g |
熱量 | 355kcal (1486kJ) |
Na | 〜g(食塩相当量6.3g) |
付属品 | 液体スープ |
ノンフライ麺 | ○ |
汁なし麺 | × |
麺 | 中太の角断面、いつもの菊水品質でしなやかさと歯応えを両立している、香りも豊か |
汁・ソース | 濁り感がある豚骨醤油味、肉汁を感じさせるうま味や香り、ニンニクの香りが効果的 |
具・その他 | 強い味のスープなのに、麺を湯切りするのでスッキリ感がある、蓮食すると飽きそう |
総合評価 | ★★★☆3.5 |
試食日 | 2018/05/18 |
賞味期限 | 2018/06/16 |
入手方法 | 2018/03/03 KALDI |
税込購入価格 | 159 JPY |