No.6188 エースコック スーパーカップ1.5倍 ボンカレーゴールド辛口風 カレーラーメン

No.6188はエースコック、スーパーカップ1.5倍 ボンカレーゴールド辛口風 カレーラーメン。大塚食品のボンカレー50周年及びスーパーカップ30周年のタイアップ製品とのこと。

しかし!この企画には大いに異議アリで、ボンカレーの50周年はあくまで1968年2月に発売された(ゴールドではない)ボンカレーであって、ボンカレーゴールドの発売はそれより10年遅れの1978年。今回の品はボンカレーゴールドと称しているし、パッケージもゴールドと同じ暖色系同心円グラフィックなのでこれを使うなら40周年と言うべきであり、50周年を名乗るならゴールド抜きで松山容子版のパッケージにしてほしいと思う。

ボンカレーは発売当初阪神地区限定販売であり、レトルトの包装もアルミ層の無い透明パックだったそうで、私はこの時期の製品を全く知らない。翌1969年5月にアルミ層を含む不透明パックになり全国発売される。

1971年にハウス食品がククレカレーを発売して熾烈な闘いが始まるのだが、この頃から私もこの二製品を繰り返し食すようになっており、ククレカレーと比べるとボンカレーの方が個性的というか癖が強い味だと子供なりに感じていた。

その後1978年に出たボンカレーゴールドは従来の癖が五分の一ぐらいに減ってしまった感じで随分と普通の、没個性の味になっちゃったなあ、という印象を持った。とはいえククレには無い香りがまだ若干残っていたことに安堵したものだ。

今回食べてみて、う~ん私がイメージするところのボンカレー臭が全然しないよ。製品名を知らずに食べたらボンカレーという言葉はまず出てこないだろう。この点においては期待外れだな。

純粋にカレー味のラーメンとして見ると、No.6185で試食した同社のカレーヌードルとは全然違ってメリハリのある派手な味。具はショボいけど今の時代におけるそこそこの質感は持っている。小袋の液体スープは舐めてみると甘酸っぱいチャツネのようだ。

そういえばチャツネと言えばオリエンタルのマースカレーだね。と書いた瞬間にTVCFソングが頭の中に流れてきた「♪お~りえんたる まーすかれー」。ああ久しぶりに食べたいなあ(今は関東圏じゃなかなか売っていないのよ)。そうそう子供の頃はグリコのワンタッチカレーの、あの黄色や赤のチェック柄のパッケージが肉汁を連想して美味そうに見えたなあ。

なんだかラーメンの話をする気分じゃなくなってきたので、今日はこれにて一件落着。(どこがだ?)

国名 日本
ジャンル カップラーメン
EANコード 4 901071 231477
会社名 エースコック
製品名 スーパーカップ1.5倍 ボンカレーゴールド辛口風 カレーラーメン
謳い文句 ボンカレー50周年×スーパーカップ30周年タイアップ企画 スパイシー ほのかに香る豚骨の風味とカレーの爽やかな辛さ
調理方法 熱湯3分
質量 Net113/麺90g
熱量 474kcal (1985kJ)
Na(麺具+汁) 1.2+1.9g(食塩相当量3.1+4.8g)
付属品 液体スープ、粉末スープ(かやく(ポテト・揚げ玉・ねぎ・玉ねぎ・人参)入り)
ノンフライ麺 ×
汁なし麺 ×
角断面で輪郭は明確、古風なタイプの麺だがカレー味に負けないよう自己主張をする
汁・ソース とろみあり、チクチクするような刺激、練りハリがある派手な味、甘酸っぱさがある
具・その他 具の存在感は弱くて麺やスープに対し物足りない、ボンカレーとの味の関連性は薄い
総合評価 ★★☆2.5
試食日 2018/03/14
賞味期限 2018/07/10
入手方法 2018/01/25 イトーヨーカ堂
税込購入価格 159 JPY