No.6072は三菱食品が販売する、もっとNippon! 生ラーメンじっくり干したらおいしい麺に仕上がりました。味噌。製造は北海道の菊水で、No.6154で紹介した醤油味の姉妹品。三菱食品とかもっとNippon!については醤油味の記事を参照してね。
ただこの地域特産の「もっとNippon!」ブランド、2017年9月にラーメンの発売とともに立ち上がったたものなのだが、その後半年近く経っても追加の新製品が何も無いようで、先行きが少し心配になってくる。このまんまじゃいつまでたっても知名度は上がらないぞ。
最近ウチではキャメル珈琲/KALDIの即席麺を頻繁に採り上げているが、そこでも菊水の寒干し麺をつかったものによく遭遇する。藤原製麺なんかも同様だけど、いいものを作るけど営業・販売力にちと劣る会社は、このような受託生産の形で製品を全国に広めるのが有効だと思う。
まあこのような製品の場合、食べた即席麺のデータベースを構築する者としては、製品の会社名を製造者の菊水とするか、販売者の三菱食品とかキャメル珈琲にするか迷うところだ。現在のところはバーコード数字(JANコード)の企業項に振られている会社を代表社名としているんだけど、製造者の方が検索が便利な面も多くて悩み中。
食べてみて、麺もスープもどっしりとした安定感があるね。それでいて北海道の空のように大らか(まあどこの空でもおんなじか)。大手メーカのラ王や正麺などもとても良く出来ていると思うのだけれど、それらとはちょっと違う次元にあるような気がする。何というか大排気量エンジンをゆるゆると回すのと、ターボで武装した軽自動車のエンジンを高回転で回すのとの違いみたいな(もちろん前者が今回の製品の比喩)。
口当たりは優しいけれど、それなりに塩分は強いので、減塩志向の人はついついスープを飲み過ぎないように注意。野菜をたくさん入れて食べたいな。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 901468 139911 |
会社名 | 三菱食品(製造は菊水) |
製品名 | もっとNippon! 生ラーメンじっくり干したらおいしい麺に仕上がりました。味噌 |
謳い文句 | 麺は北海道産小麦100%使用 |
調理方法 | ゆで5分 |
質量 | Net226/麺140g |
熱量 | 342kcal (1432kJ) |
Na(麺具+汁) | 〜g(食塩相当量0.8+6.1g) |
付属品 | 液体スープ |
ノンフライ麺 | ○ |
汁なし麺 | × |
麺 | しなやかでコシがあり存在感が大、小麦の甘さと香ばしさがある、醤油味と同じ印象 |
汁・ソース | 白味噌の比率が高い、野菜を煮込んだような甘さとポークの旨味が出た明るい味噌味 |
具・その他 | 僅かに生姜やニンニクの香り、唐辛子の刺激あり、塩分は強い、大らかで安定した味 |
総合評価 | ★★★☆3.5 |
試食日 | 2018/02/10 |
賞味期限 | 2018/04/05 |
入手方法 | 2017/12/23 happachanよりいただく |
税込購入価格 |