No.6169は寿がきや食品、全国麺めぐり 小田原タンタン麺。私は一応神奈川県民なのだが、小田原で坦々麺というのは聞いたことも食べたことも無かったので、この製品を眼にしたときは無知さに同じ県民としてちょっと恥ずかしさを覚えたものだった。
とはいえ、調べてみると今回の製品のモデルでもある「四川」という店が始めて、数軒のフォロワーが居るという程度のようで、一大ムーブメントを巻き起こしている、という程ではないみたい。この先、勝浦タンタンメンぐらいのメジャーな存在になれるのであろうか?(勝浦もカップ麺でしか食べたことがないけど)
フタには「麺一新!」と書かれているのでマイナーチェンジした後のモデルらしい。調べてみると初代は2015年6月の発売、現行モデルは2017年4月3日(月)とのこと。寿がきや食品のWebサイトでは製品情報の発売日の項にわざわざ曜日まで載せてあるのが珍しくて面白い。まあ即席麺の発売日って大抵は月曜日なんだけどね。
食べてみて、担々麺の定義って一体何なんだろうと考える。この製品の場合、麺はラーメン的、スープはとろみが強い醤油味の餡がベースで、辛いけど激辛ではなくニンニクの香りあり。世間一般でありがちな擦り胡麻や芝麻醤・豆板醤の香りは弱いもしくは殆ど無い。具は挽肉と、挽肉っぽい大豆蛋白質のミックス。
まあ日本の担々麺は中国から入ってきたもの(汁無し)を独自アレンジして勝手に発展してきたものらしく、もともとの定義が曖昧なのでどう変化させようが、これが担々麺だと名乗ればそれでいい、的なものだのだろう。まあ勝浦の担々麺だって「普通の」担々麺より随分と飛躍しているし。
居ながらにして小田原の担々麺を体験できるのはありがたいのだが、内容を考えるとちょっと割高感を持ったな。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 4 901677 081681 |
会社名 | 寿がきや食品 |
製品名 | 全国麺めぐり 小田原タンタン麺 |
謳い文句 | ひき肉の旨みたっぷり!にんにくの風味たきいた甘辛いあんかけ風スープ、唯一無二の一杯。「中華四川」監修 |
調理方法 | 熱湯5分 |
質量 | Net120/麺65g |
熱量 | 388kcal (1624kJ) |
Na(麺具+汁) | 〜g(食塩相当量1.9+5.1g) |
付属品 | 液体スープ、粉末スープ(かやく(肉そぼろ・大豆たん白・ねぎ・唐辛子・ローストネギ)入り)、後入れ粉末スープ |
ノンフライ麺 | ○ |
汁なし麺 | × |
麺 | 細めだが重量感がある、特に担々麺という感じはなくラーメン的、噛み応えは鈍い |
汁・ソース | 強いとろみがある醤油味、結構甘く唐辛子の刺激は程々、ニンニクの匂いは効果的 |
具・その他 | 挽肉と大豆蛋白質はぶよぶよした食感、世間一般の担々麺とは別物、ちょっと割高 |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2018/02/06 |
賞味期限 | 2018/05/18 |
入手方法 | 2018/01/20 相鉄ローゼン |
税込購入価格 | 214 JPY |