No.6155はハウス食品、うまかっちゃん 久留米風とんこつ。関東圏に住んでいるとうまかっちゃんの調達には一工夫が要るので季節商品など短命な製品は入手を諦めていたが、反面定番となっている製品は全てi-ramen.netで紹介しているとてっきり思い込んでいた。しかし改めて調べてみたら、今回紹介する久留米風とんこつは2010年8月の発売以降未試食だったことが判明。
ところで上記リンク先の「うまかっちゃん歴史年表」を見てみると、2012以降に発売した製品は殆どが終売になっている。定番製品になるのはかように難しく、数打ちゃ当たるというものではないみたいだな。
しっかし「久留米風」とは何ぞや?と言われても、私は確固たる答えを用意していない。久留米の実在ラーメン屋を食べ歩いて博多との違いを把握しているでもなし、結構曖昧なイメージしか持っていないのだ。
今までi-ramen.netでは「久留米」と名の付く製品を19食紹介しているが(ちなみに「博多」は126食)、これだけ食べてもコレが久留米の味なのだ!という定見が固まっていないんだよね。
もちろん検索すれば久留米ラーメンの特長は云々という蘊蓄話がいくらでも出てくるけど、素直に納得できるものは無い。なので久留米風という言葉とは無関係に、先入観無しに味を評価する。
食べてみて、麺はうまかっちゃんシリーズ間で大差無い(湯切りするタイプは除く)。まあ昭和を感じるちょっと昔風の、生麺っぽさは無いけど憎めないタイプ。
スープは無印うまかっちゃんより肩の力が抜けているようなアッサリした印象で上品。少なくとも濃厚という感じではなく、これは調味油が省略されている影響かな。豚骨というか、豚骨と一緒にたっくさんの野菜を煮込んだような感じが再現できている。
でも製品としての完成度、バランスの良さという点では無印うまかっちゃんには敵わないというのが私の結論だなあ。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 902402 834244 |
会社名 | ハウス食品 |
製品名 | うまかっちゃん 久留米風とんこつ |
謳い文句 | 九州の味ラーメン |
調理方法 | ゆで3分 |
質量 | Net94/麺80g |
熱量 | 619kcal (1754kJ) |
Na(麺具+汁) | 0.5+1.4g |
付属品 | 粉末スープ |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | × |
麺 | 角断面で自己主張せずやや頼りない古風な食感、無印うまかっちゃんとの差は判らず |
汁・ソース | 肩の力が抜けたようなスッキリした印象、豚骨と共に沢山の野菜を煮込んだような味 |
具・その他 | 濃厚ではなくむしろ上品、刺激は弱い、無印うまかっちゃんの完成度には達しない |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2018/01/18 |
賞味期限 | 2018/04/24 |
入手方法 | 2017/12/07 ティロル |
税込購入価格 | 1,588 JPY/8pアソート(+送料) |