No.6140はサンポー食品、棒状プレミアム焼豚ラーメン。九州でよくあるマルタイ風パッケージの棒状ラーメンだから先入観で当然二食入りだとばかり思い込んでいたが実際は一食分しか入っていなかった。税抜希望小売価格は235円なので日本の袋麺としてはズバ抜けた高額製品であり、私のような好き者でもなけりゃあなかなか購入に至らないんじゃないかと他人事ながら心配する。
サンポー食品の看板製品といえばカップの焼豚ラーメンであるが、この製品はそのブランドを袋麺に展開したもので、「Since 1978」と記されているのはあくまでカップ版の発売時期である。
セールスポイントは焼豚が入っていることだが、どうやらカップ版の焼豚と同じものっぽい。これだけでは高価格の理由にはならないなあ(カップ版の税抜希望小売価格は180円)。紅生姜も小袋は同じもののようだ。
メーカは焼豚を「ハート型」と呼んでいるが、これをハートと言うのは無理があんじゃね?せいぜい繭型という感じ。スープが液体なのと、乾燥ネギが別添なのはカップ版と異なる点。
食べてみて、白く上品なパッケージに似合わず味は重厚。豚骨と言うよりも豚・ブタ・獣の臭いがして、嫌いな人も多かろうけど私は大歓迎する。このケダモノ臭さは他社製品では類を見ないものであり、ブタの匂いをクンクン嗅ぎたいがために少々高い金額を払うことは十分合理的だと思う。ちなみにカップ版の焼豚ラーメンもケダモノ臭さは結構出ているんだけど、この製品はそれが上質になりつつパワーアップされている。
麺も見た目の華奢さの割には重厚感があって、小麦の密度が高い感じ。これはラーメン専用小麦「ラー麦」を使っているからかもしれない。
焼豚はカップ版同様面積は大きいけれども薄~い。見た目の迫力はともかくとして、体積が同じなら面積を1/2にして厚みを倍にする方が食べ応えはしっかりするんだろうけどなあ。
国名 | 日本 |
ジャンル | 袋ラーメン |
EANコード | 4 901773 013388 |
会社名 | サンポー食品 |
製品名 | 棒状プレミアム焼豚ラーメン |
謳い文句 | 具材入り焼豚・紅しょうが・ネギ 九州背脂とんこつ味 おかげさまで焼豚ラーメンSINCE1978 |
調理方法 | ゆで1.5分 |
質量 | Net130/麺75g |
熱量 | 424kcal (1775kJ) |
Na(麺具+汁) | 1.0+1.8g(食塩相当量7.1g) |
付属品 | 液体スープ、焼豚、ねぎ、紅生姜 |
ノンフライ麺 | ○ |
汁なし麺 | × |
麺 | 細めで繊細な舌触りだが重量感は大、歯応えはしっかりしている、ラー麦のせいかも |
汁・ソース | 豚骨というより豚や獣臭さが強い、液体スープらしいキメの細かさ、好みが別れそう |
具・その他 | 大きいが薄い焼豚はカップ版と同印象、高価だがこの獣臭さは他に代替えの無い個性 |
総合評価 | ★★★3 |
試食日 | 2017/12/30 |
賞味期限 | 2018/01/25 |
入手方法 | 2017/09/24 爽快ドラッグ |
税込購入価格 | 205 JPY |