No.6112はテーブルマーク、東北の味　仙台辛味噌ラーメン。この製品は今は亡きカネボウフーズ時代からあったもので、製造者を渡り歩きながらしぶとく存在し続けている。i-ramen.net所有で最古の仙台辛味噌ラーメンは1999年12月のNo.1484で、それ以降も何度か試食記で取り上げているのだが、当初は実売価格が150円近辺でチャーシューも入った中級品としての位置付けであった。しかしある時期から格下げされ100円でお釣りが来る程度のお手頃価格帯になっている。

そういえばニュータッチ凄麺でも同名の製品があるんだけども、商標の権利はどうなっているんだろう？

ウチのデータベースを調べてみたら、過去他にも東洋水産と明星食品で「仙台辛味噌」の文字列が入る製品が存在していた。どうやら一般名詞として使われているみたいだね。まあ「九州豚骨」なんかと同等の扱いなのかな。食べてみて、ノンフライながらもふくよかで重量感がある麺、ペースト状でしっとり感のあるスープ、激辛の領域に入っていると言ってよい刺激、たっぷりキャベツ、役者は十分に揃っている。

でも立体感というか奥行きに欠け、やっぱ実売価格が100円近辺の製品だと思ってしまった。もうひと味重厚さが欲しいよ。まあ100円近辺の満足感はキッチリ備えているが。

国名	日本
ジャンル	カップラーメン
EANコード	4 901520 400478
会社名	テーブルマーク
製品名	東北の味　仙台辛味噌ラーメン
謳い文句	仙台味噌を使用した特製辛味噌スープ　仙台味噌22%使用（味噌に占める割合）
調理方法	熱湯4分
質量	Net106/麺65g
熱量	327kcal (1369kJ)
Na（麺具+汁）	〜g（食塩相当量1.8+3.8g）
付属品	液体スープ、かやく（キャベツ・肉そぼろ・ねぎ・きくらげ・赤唐辛子）
ノンフライ麺	○
汁なし麺	×
麺	太めの扁平ノンフライ、角は鈍いが重量感は高い、ゴワゴワした食感、香りは無愛想
汁・ソース	唐辛子の刺激は激辛、液体らしいしっとり感、過不足ない味だが、薄いというか浅い
具・その他	キャベツは大量、肉は粉っぽい、きくらげは存在感が無い、各要素は良いが価格相当
総合評価	★★2
試食日	2017/10/19
賞味期限	2018/02/08
入手方法	2017/08/16 クリエイトSD
税込購入価格	95 JPY