No.6080はテーブルマーク、ホームラン軒 ジャージャー麺。この製品を店舗でチラリと見掛けた瞬間「おっ、スナオシのジャージャー麺かあ、スナオシらしくない企画だなあ」と囁いた。
その訳はこうなんです。パッケージには麺のスナオシが得意とするフタの上部円弧に沿った作り方説明の五コマイラストが載ってるし、湯切り口近辺の形状も記憶にあるNo.5881麺のスナオシソースやきそばと同一形状に見える。印刷の色使いもスナオシチックだ。
しかし近付いて見るとそこには「TableMark」の赤いロゴが!何故だ!?何があったんだ?現実を受け入れられないぞ。俺は混乱した。I’m confused.長いこと量産製品のモノづくりに携わった者の直感として、このデザインの奇妙な相似性は、決して悪意や無責任からくるパクリではなく、麺のスナオシとテーブルマーク間で業務上の関連性を暗示するものだと睨んでいるのだが、実態はどうなのであろうかねえ?作ってみて、湯切り口をめくったところどちらも見た目がソックリな1-2-2-2-1配列の長円スリットが顔を出す。これはフタの製造業者が一緒であることを示唆するものではないか?テーブルマークならまだしも、麺のスナオシが湯切り機構を持つフタを自主開発しているだなんてそもそも思えなかったし。で、同じパーツを採用すればスケールメリットでコストが安くなることにテーブルマークが乗ってきたとか。
ちなみにテーブルマークの製品には、加ト吉水産(群馬県)で生産していると明記してある。のでスナオシによるOEM説は無し。逆は・・・加ト吉水産で油揚げ麺が作れるのかな?食べてみて。正直なところ私はジャージャー麺があまり得意ではないのだが、この製品は麺がしっかりしていてソースも派手過ぎず、なかなかイイではないかと思った。税込103円で買ったのだが、価格分の満足は十分得られたよ。
国名 | 日本 |
ジャンル | カップ汁なし麺 |
EANコード | 4 901520 131808 |
会社名 | テーブルマーク |
製品名 | ホームラン軒 ジャージャー麺 |
謳い文句 | コクが旨い! |
調理方法 | 熱湯5分お湯切り |
質量 | Net103/麺60g |
熱量 | 322kcal (1348kJ) |
Na | 1.3g(食塩相当量3.3g) |
付属品 | 液体ソース、かやく(キャベツ・肉そぼろ・赤ピーマン) |
ノンフライ麺 | ○ |
汁なし麺 | ○ |
麺 | 太めの扁平角断面、緻密でもっちりした粘りがあり存在感が大、汁なし麺として良い |
汁・ソース | 甘辛味噌味、刺激は程々だが塩分は強い、深みは無いが味の手数は豊富、意外に上質 |
具・その他 | キャベツは歯応え明確、肉はブヨブヨした食感で有難味に欠ける、価格以上の満足感 |
総合評価 | ★★☆2.5 |
試食日 | 2017/08/19 |
賞味期限 | 2017/11/14 |
入手方法 | 2017/05/29 オーケー |
税込購入価格 | 103 JPY |