No.6036はタイの日清、Cup Noodles Moo Manao。タイ語で書くとนิสชิน、คัพนูดเดิล รสหมูมะนาว。ムーマナオ味とはレモン風味豚肉のこと。 イオン系列が独自に輸入したものらしく、カップ本体はタイ語と英語の表記のみだがフタは日本語で、日本の流儀に合った表示をしている。とはいえEANコードの国籍部はタイ(冒頭が8 85)のままであり、中身はタイ仕様のままであろうと思われる。
日本の日清食品が最近「世界のカップヌードル総選挙」や「世界のカップヌードルサミット2017」などと称して海外の味を売っているのはあくまで日本製だからね。裏面を見ると「滋賀工場製」などと書かれている。今回イオンが導入したのは他に赤いパッケージのトムヤムクン(รสต้มยำกุ้งแซ่บ)、緑のパッケージの豚ひき肉味(รสหมูสับ)がある。冒頭の「รส」が味(Flavor)を意味しているようだ。わたしも理解した上で書いている訳じゃないので、タイ語が間違っていたらごめんね。
ウチのBlogではしつこく海外のCup Noodlesは仕向地によってまるで味が違うよ!と言っているが、今回のタイの日清製ムーマナオ味も麺の食感から具のレベルまで日本のカップヌードルとは殆ど関連性が無く、同じブランドが付いていること自体不思議に思える程。調味油が添付していることも、らしくないんだよねー。ちなみにタイでのカップヌードルの売価は12~20THB程度、今日の日本円換算で40~65JPYぐらい。麺は細めの正方断面で、扁平断面の日本版カップヌードルとは違う食感。スープは酸味と辛さと甘味のみんなが大声を張り上げて怒鳴りあっている感じで、トムヤムクンにも近いんだけど香ばしさをあまり感じない。まあとにかく日本の即席麺と比べれば賑やかというか煩いよ。でもうま味は控えめで、こういったバランスの違いを見出すのが海外製品を嗜む楽しいところ。
でもこういうのを面白いと感じるか、嫌だワタシ絶対無理と感じるかは人次第なんだろうなあ。
国名 | タイ |
ジャンル | カップラーメン |
EANコード | 8 852528 003528 |
会社名 | Nissin Foods (Thailand) |
製品名 | Cup Noodles Moo Manao คัพนูดเดิล รสหมูมะนาว |
謳い文句 | |
調理方法 | 熱湯3分 |
質量 | Net60/麺47g |
熱量 | 264kcal (1105kJ) |
Na(麺具+汁) | 0.4+1.5g(食塩相当量4.8g) |
付属品 | 調味油。粉末スープ、かやく(味付卵・大豆たん白加工品・ねぎ・人参)は混込済 |
ノンフライ麺 | × |
汁なし麺 | × |
麺 | 細めの正方断面、やや気泡感があり軽い食感、日本のカップヌードルとは違う物 |
汁・ソース | ライムの香り、酸味と辛さと甘さが喧嘩する、旨味は控えめ、平板で香ばしさは弱い |
具・その他 | 主な具の卵は澱粉添加が多いのか硬い、蛋白質はブヨブヨした食感、日本には無い味 |
総合評価 | ★★2 |
試食日 | 2017/06/08 |
賞味期限 | 2017/09/01 |
入手方法 | 2017/05/02 ミニストップ |
税込購入価格 | 138 JPY |