No.5873は明星食品、銀座デリー監修　カシミールカレーラーメン。カシミールといえば印パの紛争地帯であるが、私にとってそれ以上にLed Zeppelinの楽曲Kashmirのイメージが強い。

歌詞の欠片を拾っては情景を思い浮かべてた。灼熱の太陽が照り付ける荒涼とした砂漠、長老は杖をつき顔には深いシワが刻まれて白髪混じりの髭を蓄えているのだろう、嗚呼、、、って1970年代後半の頃かな？やっぱMTVとかInternetが無い時代のほうが想像力は鍛えられるよなあ。銀座デリー監修ということで、No.5847コルマカレーの姉妹品。コルマの印象が結構良かったからこっちも食べてみたくなった。ノンフライ麺でお湯を注ぐだけの待ち3分という形態は共通する。なんたってカシミールという地名に惹かれたよ。まあこの地でどんな料理が食べられるのかは知らないけど。食べてみて、香りや刺激がキラキラしている印象。湿っぽさが無いから確かに荒涼とした砂漠を連想させる。自分の好みとしては酸味を感じるコルマカレーのほうが少し上だけど、日本的カレーラーメンの枠をはみ出していてイイかんじ。

何よりカシミールなんて紛争地帯、現実にはなかなかカレーを食べに行くなんてことは行きたくても出来ない状況下、200円強の即席麺で叶うなんて安いじゃないか（味の再現性は検証できないけど）。この手の企画は大歓迎！