11月11日発売の株式会社ヘリテージ、「昭和40年男」に3ページカラー写真付きで私のインタビュー記事が載ります。タイトルは「我が即席めん人生、終わりなき旅」。
機会がありましたら、立ち読みや購入で見てみてください。
また11月9日の日本経済新聞、Nikkeiプラス1何でもランキング、「ごはんに合う アジアの即席麵」にもコメントをしました。
ではまた。
大晦日といえばi-ramen.netの年末報告。
2023年にi-ramen.net、tontantin即席麺処、YouTube動画で紹介した即席麺はNo.7191から7420までの
230種類。
その内訳は
日本製品が115種(50.0%)、海外製品も115種(50.0%)
袋麺が152種(66.1%)、カップ麺が105種(33.9%)
さらに、
日本の袋麺は69種(30.0%)、日本のカップ麺は46種(20.0%)
海外の袋麺は83種(36.1%)、海外のカップ麺は32種(13.9%)
である。なお袋麺には箱入り麺(4種、全て日本製)も含む。
去年と一昨年は180種で同数だったのが、今年は大きく伸びた。コロナによる外出自粛が緩和してきたのに伴い、ウチも昨年末にベトナム(61種を購入)、初夏に北海道(50種)、晩秋に台湾(63種)へと足を伸ばして即席麺を沢山買い込んできたのが効いている。国内に居ては入手が難しい海外のカップ麺が大幅に増えた(去年は6種→32種)のが喜ばしい。
(台湾遠征レポートは次回のBlog更新、1/2頃にアップする予定)
8/12(土)の19:00~21:00、TBSテレビ系「熱狂マニアさん!」に世界のインスタント麺マニアとして出演します。
よろしければご覧ください。
大晦日恒例の年末報告です。
2022年にi-ramen.net、tontantin即席麺処、YouTube動画で紹介した即席麺はNo.7011から7190までの180種類。
その内訳は
日本製品が146種(81.1%)、海外製品が34種(18.9%)
袋麺が75種(41.7%)、カップ麺が105種(58.3%)。
さらに、
日本の袋麺は47種(26.1%)、日本のカップ麺は99種(55%)
海外の袋麺は28種(15.6%)、海外のカップ麺は6種(3.3%)
である。
▲Nestlé Ukraine、Mivina (Мівіна)の袋麺
バルト三国向けチーズ味(2018)
私はウクライナ(Україна)へ行った経験こそ無いものの、明確にウクライナ製の表示がある即席麺を今まで12個食べてきた。この経験を基に同国の即席麺事情について書いてみる。
ウクライナの即席麺消費量は年間で3.2億食で世界25位(2020年、WINA資料より、2010年は5.4億食だったので減少傾向にある、日本は59.7億食)。人口は4400万人で一人当たり年間7.3食。日本は一人当たり年間47.7食であり、これと比べると少ないが、欧州の国の中ではロシア・ポーランド・チェコと並んで一人当たり消費量の多い国である。
そして消費の他に、欧州全域への即席麺供給基地として存在感が際立つ生産国なのだ(生産量の具体的数値は持っていない)。
まいど毎度の年末報告です。
2021年にi-ramen.netで紹介した即席麺はNo.6831から7010までの
内訳は日本製品が169種(93.8%)、海外製品が11種(6.1%)。
袋麺が72種(40.0%、調理に鍋が必要な箱入り麺2種と、缶入り麺1種を含む)、カップ麺が108種(60%)であった。
昨年は全252種類で日本製品53種(21.0%)に対して海外製品が199種(79.0%)と圧倒的に海外が優勢だったのが、今年は極端に海外の比率を下げてしまった。ウチは活動の主軸を海外製品の紹介に据えているので不本意な結果であり、これはもちろんコロナのため調達に出掛けることができなかったから。更新ペース自体もだいぶ下がってしまったが、動画制作の手間を考えると正直この程度が丁度いいように思ってる。
まあ今だからこそ日本の定番長寿命製品を見直そうと考え、前回試食記を書いてから10年以上経過した製品を優先的に採り上げるようにした。もちろんローカルものやマイナー製品も好んで食べてきた。
毎年恒例の年末報告です。
2020年にi-ramen.netで紹介した即席麺はNo.6579から6830までの
その内訳を分類すると、2020年 (19年, 18年, 17年, 16年, 15年)
・総数 252 (208, 235, 210, 250, 217)
・・日本製品 53 (82, 134, 154, 165, 69)
・・海外製品 199 (126, 101, 56, 85, 148)
・・袋麺 147 (95, 125, 84, 96, 120)(箱・アルミ鍋を含む)
・・カップ麺 105 (113, 110, 126, 154, 97)
・・・日本の袋麺 15 (40, 53, 48, 56, 30)
・・・日本のカップ麺 38 (49, 81,106, 109, 39)
・・・海外の袋麺 132 (55, 72, 36, 40, 90)
・・・海外のカップ麺 67 (71, 29, 20, 45, 58)
海外製品が全体の約八割を占めるようになり、偶に日本の製品も食べる、という状況であった。これは2019年に長期海外遠征を行い入手した260種以上の即席麺を今年も引き続き試食してきたからである。
これらの海外製品の試食は秋までにほぼ完了し、現在あと一個を残すのみ。そして夏からは海外遠征を再開し、これからウチは半分以上を海外製即席麺の紹介に費やすつもり、であった。
しかしまさかのコロナ禍の発生で遠征計画は白紙に。早くを見ても2021年の秋頃まではダメだろう。だが国内の輸入食材店をまわったところで日本に入っている即席麺の種類も数も極めて限定的であり、国ごとの即席麺事情を探るには情報量が全く足りない。
こんな状況なので夏からは国内モノの収集を再開して、コロナが終息するまではこの路線を続けることになるだろう。その際は話題の品よりも珍しい品を重点的に採り上げるようにしたいと思っている。また前回食べてから十年以上が経過するような定番製品の再評価も行おうと考えている。
ここ一年以上、国内の新製品情報には疎くなってしまったが、話題の品とされる製品を見る限り表層的なインパクトに捕らわれたものが多く、即席麺における本質的な革新・進化はあまり見られなかったように感じている。個々の製品に対して苦言を呈するつもりは全然無いが、今までの常識を覆す何かが出てきて欲しい。
即席麺は日本で生まれたものであり。それは我々の誇りである。しかし海外の即席麺事情に目を向けると国を超えた連携・協業が当たり前にあるのが現実だ。それに対して日本の即席麺は国内だけで閉じたガラパゴス状態だと感じている。なので海外で革新的な製品や技術が出たとしても、気が付いたら日本だけが蚊帳の外に追いやられてしまうのではという危惧を感じる。
常に海外の状況を観察する、そんなサイトでウチはありたい。
それでは2021年もよい即席麺を!
まいど恒例の年末報告です。
2019年にi-ramen.netで紹介した即席麺はNo.6371から6578までの
208種類の内訳を分析すると、2019年 (18年, 17年, 16年, 15年)
・総数 208 (235, 210, 250, 217)
・・日本製品 82 (134, 154, 165, 69)
・・海外製品 126 (101, 56, 85, 148)
・・袋麺 95 (125, 84, 96, 120)(アルミ鍋ラーメンを含む)
・・カップ麺 113 (110, 126, 154, 97)
・・・日本の袋麺 40 (53, 48, 56, 30)
・・・日本のカップ麺 42 (81,106, 109, 39)
・・・海外の袋麺 55 (72, 36, 40, 90)
・・・海外のカップ麺 71 (29, 20, 45, 58)
海外製品の比率が半数を超え、その中でも入手の困難さから収集の重点目標としていた海外のカップ麺が急伸したのが嬉しい。
今年はおおよそ三ヶ月半を費やし、即席麺探索のための海外遠征を行なった。この間は即席麺の試食を全く行わなかったため、例年よりも紹介した件数は減ってしまったよ。(遠征中もペースを落としながらこのブログの更新を行っていたが、これは事前に書き貯めておいたものを順次公開していたもの)
毎年恒例の年末報告です。
2018年にi-ramen.netで紹介した即席麺はNo.6135から6370までの
現在ひと月当たり20種を目安としていて、今年は手術を受けたり旅行へ行ったりで欠落期間があったことを考えれば順当なペースといえるだろう。これはあくまで紹介した件数で、同じ製品を複数ルート入手したり五個パック袋麺の残り四個分試食は含んでおらず、即席麺を食べた数でいえば一日一食、365食以上は食べている。一件毎に写真を撮って加工し、調理風景を動画に撮って編集し、本ブログで製品の周辺背景を説明のは結構手間が掛かり、これ以上ペースを上げるのは正直言って厳しい。
235種類の内訳を分析すると、2018年 (2017年, 2016年, 2015年)
・総数 235 (210, 250, 217)
・・日本製品 134 (154, 165)
・・海外製品 101 (56, 85)
・・袋麺 125 (84, 96)
・・カップ麺 110 (126, 154)
・・・日本の袋麺 53 (48, 56)
・・・日本のカップ麺 81 (106, 109)
・・・海外の袋麺 72 (36, 40)
・・・海外のカップ麺 29 (20, 45)
2018年は2月に「特別版 日本懐かし即席めん大全」(辰巳出版)を出し、11月に「昭和40年男」(クレタパブリッシング)の特集に深く関与した。また4月にタイへ遠征して65個の即席麺を仕入れ、これはまだ若干未試食のまま残っている。暫く海外遠征を控えていたので今年は海外製品を食べる比率が増えた反面、日本のカップ麺の紹介がだいぶ減ってしまった。
まあ私がこのi-ramen.netを続けている動機はどんどん出ては消えてゆく即席麺の記録を残したいということであり、日本のカップ麺はさまざまな人がBlogやYouTubeで新製品の紹介をしているので、今後この領域に注力するよりも、あまりスポットを当たる機会がない製品を重点的に紹介しようと思っている。
今年も多くの方から海外の珍しい即席麺を寄贈していただいた。どうもありがとうございます。
それでは、2019年もよい即席麺を!