Oct.2011 China (Tianjin) 即席麺探索記

先日、即席麺調査のため、中国は天津へ行ってきた。正味一日しか時間が取れなかったが、友人が案内してくれのでスーパーや市場を効率よく回ることができ、袋めん29個+カップめん27個の計56個を収穫できたよ。
一月にタイへ行った時は86個買ってきたので数量的にはだいぶ下回るが、タイのラーメンは全般的にパッケージが小さいのに対し中国製品は大柄なものが多く、スーツケースの制約上これが限界だった。

▼スーパーマーケットの袋麺売場。バラ売りしてくれればいいのにな~t1

中国は大きな国なので、地域毎に事情が大分違うだろうと思うが、天津を見た印象では袋もカップも康師傅ブランドが最大手で、統一企業がこれに続く感じ。さらに今麦朗、福満多、五谷道場といったブランドが続く。
袋めんは一個20~30円相当(1RMB≒12円)、カップめんは50~60円相当ぐらいが相場かな。麺の量は日本のものより多い。売り場の面積は袋めんの方がカップよりも大きい印象。

▼スーパーマーケットのカップ麺売場。t2

百貨店やスーパーマーケットは日本系、韓国系といった流れがあるようで、それによって中国の日清(上海、広東)、中国の農心といった製品の取り扱い比率が変わってくる。

今やどこの国でも袋めんは五個パックの販売が主流である。コンビニは売れ筋製品しか置いていないし、いろんな種類の袋めんを収集することは結構難しい。

▼結局、街の雑貨屋みたいなところがいちばんバラ売りの袋めんを買いやすい。t5

(以下雑感)
中国天津は非常に刺激的なところでした。とくに交通事情の激しさは凄まじく、バスやタクシーに乗ってもクラクションを鳴らし鳴らされ突進し、手に汗握るものがあります。目の前でバンパーがもげる追突事故を見たし、友人曰く「道の真ん中で燃えている車を見なかった?」とか。バイクは殆どが電動!で、音も無く突っ込んで来るので怖い怖い。ビュンビュン流れてる道を器用に横断する人もいて、なんじゃこりゃの世界。

でも富裕層は結構沢山いるみたいで、黒塗りででっかいベンツ・アウディなどは日本の都心よりも遥かにたくさん走っています。一方で中国の民族系会社の車は珍妙なものが多く(特に一般に紹介されない商用車)見ていて全然飽きません。

▼妙な三輪車もトコトコ走っていて、こうゆうのを見ると和みます。乗るのは怖いけど。t6

ものすごい速度で発展している街らしく、2~3年後に来ると全然様子が違っているかもしれません。いや~~~、貴重で楽しい体験ができました。
と、いうわけで今後半年間ぐらいにかけて中国製品の紹介が増えます。よろしく。(中国製品は作り方(お湯の量や茹で時間、スープの投入時期等)が記載されていないものが大多数で想像で作るしか無く、結果は自己責任。中国製品の試食記はその分を考慮してご覧下さい。)

 

 

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