先週末にタイのバンコクへ出向き、即席麺の調査・収集を行ってきた。滞在時間は短かったものの、袋50個、カップ36個の計86個を購入！去年香港へ行った時の約70個を大きく上回ったよ。

タイには即席麺を製造する企業が結構たくさんある。その中のメジャーブランド御三家として
・MAMA（Thai President Food、米粉麺はPresident Rice Product）
・WaiWai（Thai Preserved Food Factory）
・YumYum（Ajinomoto / Wan Thai Foods）
があり、それぞれの市場シェアは店頭を見た感じの印象で大凡MAMA 40% ＞ WaiWai 25% ＞ YumYum 20% ＞ その他まとめて15%、といったところだろうか。

その他には
・Little Cook（Namchow）
・Nissin Food Thailand
・FF (Fashion food)
・4-me (Goonk Ging)
・iMee/iDles (The Decent Noodles Factory)
・Prantalay
等のブランドがある。今回行って、初めて聞く会社の製品を幾つか購入できたのは大収穫！

バンコクは街中のあちこちにスーパーやコンビニがあるので、即席麺の調達には不自由しない。日本のジャスコやイトーヨーカ堂などに相当する存在としてBig-C、Tops、Tesco/Lotusなどの店舗があり、コンビニはセブンイレブンが殆どを占め、僅かにファミリーマートがある。

タイの即席麺の販売形態はパック売りが多いので、珍しい製品を見つけても泣く泣く購入を断念したケースも多数。日本や香港・台湾のような5個パックの他、10個パックという形態も結構一般的。縦型カップの3個パックというのも良く見掛ける。タイ独自の形態？として、プラスチック製の丼がセットになっているパックもある。
価格の相場はバラ売りの袋麺で5～6B、現在1B=約3円なので20円弱相当です。カップは10～15B程度。
タイの袋麺はパッケージに不思議なイラストが描かれたものが結構あり、見るだけでも楽しい。
輸入即席麺として日本・香港・台湾・韓国などの製品をよく見掛ける。中でも日本製品はバカ高で、袋麺が50B位する。それでもNo.4533などは日本では5個パックでしか販売されておらず、今まで購入をためらっていた製品がバラ売りされていたので、思わず買ってしまったよ。
今の時節、気候は日本の6～7月程度ぐらいかな。朝は爽やかで、日中でも汗ダラダラになったりとか、熱射病で倒れるような心配は無いだろう。
バンコクは初めてだけど、街は予想よりもずっと洗練されていました。高架鉄道や地下鉄に乗っても乗り降りは整然としていて、弱者に座席を譲るシーンを何回も見ました。日本よりマナーがいいや。
道沿いには屋台がズラ～ッと並んでいるところがあり、衛生状態はちょっと危なそうですが、食べてみたい衝動にかられます。（今回は余裕時間が全然無いため、安全第一でグッと我慢した）

道路には三輪タクシーのTukTukが道路に溢れるようにいる。自動車ではHiluxやD-Max(Isuzu)等のピックアップトラックがいっぱい。去年行ったキューバで古～い車には免疫が付いちゃったけど、それでも1970～80年代の日本車も元気に走っているのを見ると結構感激するなー。マレーシアのプロトンGEN-2という車の実物を初めて見た。写真で見るより格好良い。
▼バンコクの街中に、即席麺。

 

 

他の海外即席麺探索記

Jul.2015 Singapore 即席麺探索記

Nov.2014 Taiwan (Taipei) 即席麺探索記（二回目）

Sep.2014 Indonesia (Bari) 即席麺探索記

Jul.2013 Philippines (Manila/Makati) 即席麺探索記

Jul.2012 Malaysia (Kuala Lumpur) 即席麺探索記

Apr.2012 Vietnam (Ho Chi Minh City) 即席麺探索記

Oct.2011 China (Tianjin) 即席麺探索記

Jan.2011 Thailand (Bangkok) 即席麺探索記

Jan.2010 Hong Kong 即席麺探索記

Mar.2006 Taiwan (Taipei) 即席麺探索記（一回目）