No.7837 万長ラーメン

No.7837は愛媛県の万長、万長ラーメン。万長ラーメンは1959年に新居浜市の安葉製粉製麺(株)が製造販売を始めて地元の人々に愛されてきた製品。だが販売地域を拡張する意向がないのか、東予エリアへ行かなければ入手できない幻のラーメンであった。私は2000年初頭に存在を認識していたが、入手できないままで2009年に安葉製粉製麺が会社を畳んでしまい、心残りだった。

だが有志の方々が立ち上がり、2010年に奇跡の復活劇を遂げる!製造は徳島県の岡本製麺に委託。今年私が愛媛県に立ち寄る機会を得て、遂に万長ラーメンを手にしたのであった!なおあくまで復刻版であり、オリジナルとの味の差異は私には判別できない。(オリジナル版のレシピは残っていなかったらしい)

食べてみて、同じ二食入り棒状麺の形態を採る遥かにメジャーなマルタイラーメンと比べ、麺もスープも骨太でどっしりしている印象を受けた。一方で派手な飛び道具的要素はなく、日々の連食にも耐えられるというか、むしろ適していると感じた。スープの基本は塩味で、ラードやごま油の存在もあり十分な力感がある。

そして面白いのが麺の歯応えで、噛み切る際に「コクン」という感じの軽快なクリック感が歯茎に伝わってきて、食に小気味良いリズムが伴うのだ。これがオリジナル版にも備わっていたのか、岡本製麺が復刻版を作るようになってからのものかは判断が付かないが、現在の万長ラーメンにおける特徴の一つと言ってもいいだろう。

二食入りで税抜148円、一食当たり74円という購入価格にしては充実したラーメン体験ができる製品であり、結構好感が持てた。

国名 日本
ジャンル 袋ラーメン
EANコード 4 571385 293012
会社名 万長
製品名 万長ラーメン (製造は岡本製麺)
謳い文句 スープ付 三分間で美味 2人前
調理方法 ゆで2〜3分
質量 内容量178g/麺150g
熱量 296.3kcal (1,244kJ)
Na(麺具+汁) 〜g(食塩相当量7.5g)
付属品 ペースト状スープ
ノンフライ麺 ○ (棒状麺)
湯切り 不要
麺は2mm強の正方断面で、表面が硬くて張りがあり、シャキッとした印象です。同じ棒ラーメンのマルタイと比べ重量感があり、曖昧さを感じません。歯応えも明確で、噛み切る際にスコン!としたクリック感が歯茎に伝わります。存在感が強いながらもスープとの親和性も悪くないです。
汁・ソース スープは濁った淡い茶色で、大豆粉末っぽいゴモゴモ感がある塩味です。ラードやゴマ油の存在を感じ、力強さに不足はありません。うま味も十分で、塩分は強め、辛い刺激はありません。ごちゃごちゃした混ぜ物とか小細工が少なく、素朴な印象です。マルタイと比べて、麺もスープも重厚です。
具・その他 万長ラーメンは1959年に発売され、2009年に販売終了しましたが、今回の品はのちに復刻されたものです。大量生産品には無い趣がありますし、愛媛に行った時のお土産として買うのもいいでしょう。
総合評価 ★★★3
試食日 2025/12/13
賞味期限 2026/02/28
入手方法 2025/05/11 木村チェーン
税込購入価格 160 JPY / 2s