No.7105は日清食品、日清デカうま 豚キムチ。大盛りの豚キムチ味ということでライバルはエースコックのスーパーカップだと思われる。パッケージデザインも色使いもよく似せてあるので、予備知識無しで売場を見たら間違えるだろう。
▲スーパーカップの豚キムチ
「豚キムチ」の位置、色使い、書体がそっくり
(No,7101で紹介した、一世代古いバージョン)
でもあちらが現在の税抜希望小売価格222円(コンビニ向け「ブタキム」は245円)なのに対し、今回のデカうまは144円と全然価格帯が違うではないか。まあスーパーの値引きにうまくタイミングが合えば、この差は縮まることもあり得るが。スーパーカップと間違えてデカうまを買ってくれれば、うまくいったぞヒッヒッヒ、というところなのだろうか?安価なのに食べて満足できれば購入者も幸せだし。
食べてみて、やはり希望小売価格には意味がある。スーパーカップとデカうまの豚キムチ対決は、総合評価★2.5対★2.0(デカうま)で価格の高いスーパーカップの勝ちと判定する。とはいえ、中身に希望小売価格222円対144円分(差額78円)程の違いは無いとも思う。
差額の中にはスーパーカップが大盛りの豚キムチという新しい味に挑戦して成功した、そのチャレンジ精神を称えるブランド料が少なからず含まれると思う。先行者利益としてそれは認めよう。(まあ結局は懐具合が選択の重要要素となるだろうが)
食べた印象としては、デカうまは味や香り・舌触りが間接的な印象が強く、何かの混ぜ物やまがい物で誤魔化されたような気分になってしまう。まあスーパーカップも特にダイレクト感があるという訳ではないのだが、比較するとデカうまの曖昧さが際立ってしまうのだ。(今回はNo.7101の試食とは別に、スーパーカップとデカうまを同時に食べ比べた)
とはいえ高額なスーパーカップがデカうまを上回る結果となり、私は正直言ってホッとした気分にもなった。企業の規模としてはエースコックより日清食品の方が遥かに大きく基礎体力もあるだろう。なのでこのクラスを乗っ取るべく安価で高品質な製品を利益は二の次で投入し、スーパーカップを叩き潰す戦略に打って出たら、それは巨人の横暴というべきものである。
だがフタを開けてみたら現実はそれなりに秩序が保たれていた。こうして多くの会社が共存し、いろいろな製品を選択できることこそが、消費者にとっても望ましいことであるはずだ。
麺は幅3mm弱の扁平断面で、角は尖っておらず優しい舌触り。キメの細かな気泡感があり、スポンジーな弾力性がある。スーパーカップの豚キムチより若干太めだが、歯応えや手応えに欠け、頼りなさでは似たようなものである。
スープは濁り感がある辛めの豚骨味で、スーパーカップが唐辛子のシャープな辛さなのに対し、デカうまは調味油のボンヤリした辛さという印象。どちらも平板だが、スーパーカップよりも大人しく、塩分やうま味等は控えめで、掴みどころが無いような味に感じた。
謎肉はカップヌードルのものより小ぶりだが、十分に有難味がある。白菜キムチはスーパーカップより小ぶりで迫力に欠ける。
| 国名 | 日本 |
| ジャンル | カップラーメン |
| EANコード | 4 902105 256060 |
| 会社名 | 日清食品 |
| 製品名 | 日清デカうま 豚キムチ |
| 謳い文句 | 旨辛キムチオイルがうまさの決め手! |
| 調理方法 | 熱湯3分 |
| 質量 | Net101/麺90g |
| 熱量 | 472kcal (1976kJ) |
| Na(麺具+汁) | ~g(食塩相当量2.3+4.2g) |
| 付属品 | 粉末スープ、調味油。かやく(味付豚ミンチ・白菜キムチ・ねぎ)は混込済 |
| ノンフライ麺 | × |
| 湯切り | 不要 |
| 麺 | 幅3mm弱の扁平、キメが細かいスポンジーな弾力感、歯応えや手応えに欠け頼りない |
| 汁・ソース | 濁り感がある辛めの豚骨味、調味油の曖昧な刺激、平板で大人しい、掴み所のない味 |
| 具・その他 | 肉は有難味がある、白菜キムチは小ぶり、スーパーカップ豚キムチより曖昧で間接的 |
| 総合評価 | ★★2 |
| 試食日 | 2022/06/18 |
| 賞味期限 | 2022/09/03 |
| 入手方法 | 2022/04/06 グルメシティ |
| 税込購入価格 | 103 JPY |




