試食記の読み方

「即席ラーメンは即席ラーメン」ページの目玉の一つがこの試食記です。
まずこの試食記の文面には外部からのいかなるバイアスも掛かっていないことを宣言します

メーカ等からの金品やワイロ等の提供は喜んで受けます!が、評価には関係させません、たぶん。
また、購入価格は考慮しません。なので当然ながら高額商品ほど良い評価である傾向が出ます。
価格相当の価値があるかどうかに関し、特に気になった際は文面で言及します。
また、貰い物であることも評価には考慮しません。私の愛する特派員達が地方や海外から珍しい
即席ラーメンやレトルトカレーを仕入れてくれますが、試食記は冷徹に書きます。決して敵意が
あって厳しい評価を下すのではありません。

試食はいつも真剣勝負!仲間とお喋りしながら食べたような場合は試食記を書きません。
公正な評価のためには調理にも気を配ります。お湯はきちんと煮沸し、ゆで時間・待ち時間は
秒単位できちんと管理しています。調理者の都合によって評価がふらつくようでは、製品を
開発している技術者にとって大変失礼であると考えています。
(本サイト管理者の本業は製品の開発・設計なので、心の底からそう思っています)
先入観で評価が左右されることを恐れるため、他のカップ麺試食サイトは殆ど巡回していません。


本試食記の取り扱い範囲は即席麺(とレトルトカレー)ですが、すべてを取扱範囲とするとさすがに
食べきれないので、ラ王のような生タイプLL麺とミニサイズのカップ麺は除外しています。

国籍
基本的には生産国を載せますが、販売者しか業者名が判らない場合、生産国が判っていても販売者の国籍を優先記載します。
ジャンル
袋/カップの区別と、ラーメン/焼そば/そば/うどん等の種別。新しいジャンルをメーカが宣言しても、無視して既存のジャンルに放り込む場合が多いです。
バーコード数字
日本ではJANコードと呼びますが、世界的に通用する、製品を特定出来る数字です。(日本等の場合)全13桁の数字の上2桁が国籍(日本は49)、次の5桁が製造者、次の5桁は製品、最後の1桁は読み取りエラーチェックのための識別数字です。この構成は米国などではちょっと違うし、日本も近い将来数字の割り当て変更を行う?との話も聞いています

スペック
・調理方法およびゆで時間/待ち時間、ゆで汁をスープに使わない場合は「分離調理」と記載、袋焼そばの大半は「水気がなくなるまで炒める」、カップ焼そばの大半は待ち時間と「お湯切り」表記、ざるそばなどは「水さらし」と記載
・質量:Net●●/○○gの●●はスープやかやく、包装込みの購入時の質量、○○は麺のみの質量
・熱量:カロリ〜ですね。ダイエット中の人は参考に。
・ナトリウム:●●/○○gの●●は麺・かやくの分、○○はスープの分。焼そば等はひとまとめに記述してある場合が多く、これは●●の項にまとめます。ナトリウムの質量は食塩相当量とは違いますのでご注意(食塩相当量の方が遙かに多いよ)。

付属品概要
スープや具など付属品の構成です。カップ麺等で既に混ぜ込んである場合でも、目や舌で確認可能な
具に関しては列挙します。味噌のようにドロッとした液体は「ペースト状」と表記します。

総合評価
評価点の目安として、袋麺なら売価\72、カップ麺ならば売価\143の商品で、まあこんなものだろうな、というレベルを2.5点に置きます。例えばチャルメラやカップヌードル程度をご想像下さい。価格抜きの評価ですので、高額商品ほど高い点数がついていて然るべきです。例えば\248のカップ麺で評価が2.5点だったら、値段の割にはイマイチだという意味になります。
この評価はあくまで私の主観に基づくものであり、違う見解があっても当然だと思います。また、私自身の味覚が歳とともに変化している可能性もあるので、最新の製品を数年前の試食記の点数と比べるのはあまり意味がないと思います(最近は少し厳しくなったと思う、特に人工的な香りについては)。


最後に:本サイトの内容を無断で二次利用する事を固く禁じます。
 リンクは自由にされてよろしいですが、メールをいただけると嬉しいです。
 いつも素晴らしい即席麺を開発されている人々へ、心から感謝。