つれづれなるまま即席ラーメン

i-ramen.net管理人のやまもとです。
即席ラーメンに関する駄文をダラダラと書きます。お暇ならばお付き合いのほどを、、、

第一章:即席ラーメンについて
 
1,はじめに
 2,即席ラーメンは健康食だ!
 3,私が好きな即席ラーメン
 4,「長崎タンメン」が食べたいっ!
 5,完璧なる保管体制
 6,特派員募集!

第二章:i-ramen.netについて
 1,i-ramen.netの歩み
 2,i-ramen.netの特徴
 3,「即席ラーメン」の定義
 4,「インスタント」でなく「即席」
 5,「i-ramen.net」の作成環境
 6,メディアへの露出
 7,リンク、カウンタについて

第一章:即席ラーメンについて


1,はじめに / (↑Top)

 あらためまして、i-ramen.net管理人のやまもとです。 インターネットの世界で実名を明かすことは無防備というか危険な面がありますが、匿名やハンドルネームを使って試食の評価を行ったり好き勝手な意見を述べたりすることには心情的に大きな抵抗がありますので、名字のみ実名で公開します。

 私は物心が付いた頃から好んで即席ラーメンを食べて育ちました。 幼稚園の頃から即席ラーメンに接していたことがおぼろげながら記憶にありますし、小学生の中頃には既に一人で袋麺を作成する技能を修得していました。 この辺までは兄の影響が強かったのだと思います。 中学の頃は帰ってからのおやつ、高校の時は一夜漬け試験勉強の相棒として、日々の生活に不可欠なものでありました。 この時期には主体が袋麺からカップ麺に移行しています。

 そして大学生のある時、旅行先でたまたま入った乾物屋で今まで見たこともない銘柄の即席ラーメンと遭遇して電撃ショックを受けました。 普段の生活圏(神奈川県)を抜けるとこんな製品が存在しているのか! ああ今までの俺は何て小さな世界しか見ていなかったのだろう、と。(確か新潟で遭遇したヤクルトラーメンだったかな? 今思うとあれは地域限定じゃなくヤクルト直営店の限定販売だが、たまたま例外的に店舗で売っていた所に出くわした) こうしてあちこちを旅行する度に各地の即席ラーメンを発掘するようになりました。 特に与論島(鹿児島県)で出会った謎のラーメン群は宝の山のように見えました。(このときは20個くらい持ち帰ったかな)

 当時大学で「映画研究会」というサークルに属しており、アマチュア映画を製作していました。 大学も三年になって、そろそろ自分も監督をやり、ひとつ作品を作ってみよう!という気になり、作品のテーマの象徴として与論島から持ち帰ったばかりの珍しい即席ラーメンを選択しました(映画の話は こちらを参照 後日執筆予定)。 映像の中ではこれでもかというほど即席ラーメンが登場します。 何せラーメンの成る木が出てきたりラーメンの雨が降ってくる、なんてシーンが満載だったので。 この映画作成のため今まで貯め込んだ地方のラーメン以外にも近場から片っ端から多種のラーメンを集めました。

 そして、この頃から珍しいラーメンの袋やフタは捨てずに取っておく習慣がつき、インターネットで情報公開するようになってからは食べた全ての袋をとっておくようになり、気が付いたら現在のコレクションは2000を越える枚数(01年08月)に達しました。 今では年間300食を越えるペースで即席ラーメンを食べまくっています。

(裏を返すと、インターネットで情報公開する前に関しては袋やフタを捨ててしまっていたので、メジャーな製品であってもコレクションに含まれないものが結構多数あります。 この辺の甘さが当サイトの弱点なのです。ずっと欠かさず即席ラーメンを食べ続けているのに残念。 食べた総数は軽く3000を越えているだろうになー。)

 即席ラーメンは、日本が誇る素晴らしき食文化の象徴です(きっぱり!)。
これをきちんと整理することは、男子が一生を賭けるにふさわしい、スケールの大きな作業であると確信し、その成果をインターネット上へ発信し、全世界の人々と共有したいと考えます(と、いうわりには日本語だけ)。


2,即席ラーメンは健康食だ! / (↑Top)

 最近は大体平均週六食のペースで即席ラーメンを食べます。一応自主規制枠を設けており、最大で週七食までに抑えるようにしています。平日は会社の定時が終わり、残業時間に入る前の休み時間にカップラーメンを試食し、休日は目覚めの朝食として袋麺を作るのが定例パターンです。即席ラーメン以外の食事ではあまり加工食品を食べません。最低一日一食は米の飯を喰わないとパワーが出ない気がしていますし。味覚が麻痺する事を予防する意味もあり、ファーストフードやスナック菓子の類は殆ど食しません。

 私の試食ペースを聞くと皆「体、悪くならない?」と聞きますが今のところは絶好調です。慢性疾患は肩こりぐらいだし、殆ど風邪などひきません。(馬鹿は〜、とも言うが) 血圧やや低め、白髪や脱毛少なし、身長170cmに対して体重63±1kg、体脂肪も十%台ですのでベストバランスと言えるでしょう。少なくとも同年代の平均的人物像よりは健康体だと思います。即席ラーメンのお陰だなあ。

 「塩分が多いのでスープを全部飲むのはやめましょう」なんてセリフを良く耳にしますが、私は余程不味くない限りスープは全部飲み干します。大丈夫、大丈夫。他の食事に配慮すれば(醤油、ソース等の調味料を少な目にするなど)十分辻褄を合わせられます。(●まめ知識:即席ラーメンには大抵ナトリウム量の表示がありますが、この値のおおよそ三倍位が食塩の相当量になります)

 袋めんを作るときは元の味を壊さない程度に肉・野菜類(ソーセージ・キャベツ)を入れることが多いです。


3,私が好きな即席ラーメン / (↑Top)

 私の好みを明らかにしておきます。即席ラーメンに関する最高のシーンは、油揚げめんをゆでている際にほのかに舞い上がる香ばしいかおりを感じる時で、「あ、この瞬間が 即席ラーメン」(古い)などと感じてしまいます。このような観点から見て、定番ですが明星チャルメラあたりが私の最も好きな即席ラーメンです。(私と企業の間には何の関係もありません)


4,「長崎タンメン」が食べたいっ! / (↑Top)

 誰にでも子供の頃に食べたあのラーメンが食べたい!と思うときが時々あるのではないでしょうか。私の場合はかれこれ25〜30年程前によく食べた、サンヨー食品の「長崎タンメン」がその最右翼です。(先日、友人と話していたら同様のことを言われたのでびっくりしました。復刻版を作ったら結構売れたりして?)
 その他にもマルちゃんの「リャンタンメン」とか、明星ラーメン「ビーフ味」などはわが家では一箱単位で買っていました。あと思い出として幼稚園のころマルちゃんの「たぬきうどん」を食べている際どんぶりをひっくり返して大火傷を負ったことがあります。それ以来たぬきうどんは食べなくなってしまいました。今、もう一度食べてみたいものです。
5,完璧なる保管体制 / (↑Top)

 いにしえの即席ラーメンの空き袋・あるいはこれから調理されることを待ち構えている世界各地の珍しい即席ラーメンの数々。これら膨大なる世界遺産が私の部屋に置かれていることの重大さにただならぬ責任感を感じます。私は本業として空調関係に従事していることもあり、そこで得られた温度・湿度管理のノウハウを惜しげもなくこのラーメン資料管理のために注力しました。
 ◎見よ!これが Ramen Keeper だ!(JPEG 30k)
 ◎見よ!これが Air Conditioning Unit だ!(JPEG 20k)


6,特派員募集!/ (↑Top)

 試食記をお読みになると表の一番下に入手方法が書かれており、そこにはよく「XXXさんよりいただく」というコメントを見つけることができます。そうです、i-ramen.netは国内および世界各地の珍しい即席ラーメンを多くの方より提供して頂くことによってサイトの内容を一層充実させています。

 身近に「こーれは関東圏じゃ手に入らないだろう」「i-ramen.netの試食記には載っていないな」というような珍しい製品があれば、ご提供いただけないでしょうか。謝礼はありませんが、試食記の項で提供者を紹介することで感謝の意を表したいと思います(匿名、ハンドル名もOKです)。過去i-ramen.netで取り扱った製品のリストは「検索」の項にあります。具体的な話は メールにて連絡願います。また、即席ラーメン製造業者、販売業者の各種情報/製品提供も大歓迎致します。


第二章:i-ramen.netについて


1,i-ramen.netの歩み/ (↑Top)

 当サイトの前身である、「即席ラーメンの素晴らしき世界」は1996年4月26日に公開されました。 私がインターネットのプロバイダと契約したのが95年7月。 メールとWebに一通り慣れると、次はやはり自分で情報発信をしてみたくなるものです。 雑誌を見ながら実験してみると、あら簡単!これで海外からも見られちゃうの!と、ちょっと感激。 だったらもうちょっときちんとした読み物を作ってみよう、として選んだ題材が即席ラーメンだったのです。 このように非常に軽いノリで作ったものなので、まさか何年も続く、とかこれだけ大きくなるとは想像していませんでした。
 公開当初は「マイナー袋めん」「海外の袋めん」「ちょっと古い袋めん」の3コーナー構成で、それぞれ20〜30個程度の製品画像と軽いコメントをつけた程度のものでした。 この時点では関東圏ではどこにでも売っているような即席ラーメンは対象外としていました。 また、カップ麺は未整理であり「近日公開」状態としていました(この状態が結局00年07月にi-ramen.netへ移行するまで続いた)。 今とは違って日々の試食コラムなど設けていなかったので、更新はあんまり頻繁にはなされませんでした。 ちなみに、真っ赤なバックのトップページは初公開の時から現在にまで継続している伝統というか特徴です。(単に目立とう、という単純な動機による)

 細かなデザイン変更は何回か行っていましたが、本質的な部分は初公開以来大して変えずに一年以上やってきて、さすがにマンネリ感が気になってきたので日記を掲載することにしました(97年9月)。 現在の試食記とは違って、本当に日々の仕事のことや生活のことを綴るもので、その合間に食べた即席ラーメンのことに触れる程度のスタンスです。 しかし、毎日更新であることに拘ったためだんだん息切れ。無理矢理ネタを作って仕事のことを書くと知らないうちに愚痴っぽくなり自己嫌悪に陥る悪循環。 このままでは続かないと思い、同年12月に試食記を中心に据えた、一製品を一つの表に記述するスタイルに変更、現在に至ります。(この辺は過去の試食記で見られます)

 この頃はせいぜい週に三食程度_しか_即席ラーメンを食べていなかったので、週末一度の更新で十分事足りていました。 が、98年の夏休みに北海道を一周し、このとき五十個程度の即席ラーメンを買い込んだため、過剰在庫の問題(?)が顕在化。 もっとガンガン食べないと部屋のラーメンの山が大きくなるだけだと分かり、週六食体制を敷きました(これも現在に至る)。 また、文章だけで製品を語ってもリアリティに欠ける事が気になっていたので、98年11月より月単位で製品の一覧写真を日記の冒頭に表示するようにしました(これも現在に至る)。 食べた製品の写真をすぐに撮る習慣をつけたのが、のちのデータベース作成に大きく役立ちました。 正確な時期はわすれましたが、この頃からタイトルに「即席ラーメンは、即席ラーメン。生ラーメンではありませぬ」という副題をつけています。

 その後は比較的安定して更新・運営をしていました(99年4月には「MSNショック」なんてのもありましたが)。 一方サイト運営とは別に、空き袋やカップのフタの管理は大きな問題でした。 まずは現在所有するものの状況把握。 初めはメーカと製品名をエクセルに投入しようとしましたが、カップ麺ではカップ側だけに各種情報が書かれて、フタだけではメーカすら判別出来ないものが続出して面食らいました。結局、JANコード(バーコードに併記される数字)である程度製品情報が得られることを知り、殆どの製品についての解読ができました。
 データを投入し始めてすぐにエクセルによる管理では写真や試食記文章の扱いに限度があることに気付き、まともなデータベースとしてファイルメーカーProを購入、試食記の内容を全て含む、本気の即席ラーメンDBを構築しました(99年10月に基本形を作る)。 以後「即席ラーメンDBの抜粋をインターネットで公開する」というスタイルが完成しました。 全ての製品の写真を取り込むには相当に長い時間を要しましたが。 ちなみに、01年8月にレトルトカレーもDB化が完了しました。

 DBが整理され、サイト開設以来「近日公開」のままであったカップ麺関連のネタもそろそろ公開しようかな、と考えていた頃友人から独自ドメイン取得の提案を持ちかけられました(00年4月)。 確かに自分の好みで簡潔なURLが取得できる、アクセス解析が行いやすい、等のメリットはたいへん魅力的に思えましたし、同時期に自宅の通信環境がダイアルアップから常時接続に変わり、サーバへのアクセスを電話の課金を気にせず行えるようになったのも追い風で、サイトの移転を決断しました。 面倒な事務手続きその他は全て(株)パルコム様のホスティングサービスに一任していただいたので、当方は新しいサイトのデザインに注力できました。 ドメイン名はいろいろ調査した結果「i-ramen.net」を採択。ちなみに第一候補の「i-ramen.com」は取得済でした(実際の運用はされてないみたいですが)。 ここから先の経緯はトップページから辿る「What's New」の項に詳しいです。 こうして00年7月、プロバイダに依存していた今までのサイトを閉鎖して、i-ramen.netに完全移行したのです。

 (なんか、自分のために書いているみたいだな〜)


2,i-ramen.netの特徴 / (↑Top)

・圧倒的な情報量。二千種を越える製品をサイト内で紹介、97年9月以降の製品には試食記が備わる
・試食記は必ず自分で食べた上で、簡潔で具体的なコメントをつけて評価を下す
・更新は週三回(日・火・金)目標
・新製品の試食は追い切れていない、全種類の完全制覇は諦めている(最近は新製品で醤油・味噌・豚骨等バリエーションがある場合、押さえの意味で一番派手なパッケージの製品のみを購入することが多い)
・作者としては新製品よりも珍品の方により強い興味を持っている
・定番の地方限定販売製品は大抵把握している(つもり)
・期間限定、流通経路限定販売製品は追い切れていない
・海外物は、アジア・北米地域での製品情報に強い
・一方、南米地域は未開拓、欧州域も弱い
・1980年以前の資料は無い、具体的な情報を渇望している
・1980年初頭(高級即席麺ブームの頃)のコレクションが多く残っているのは強み
・1980年度後半〜90年度前半部の資料が手薄、この時期のメジャーな製品が欠けている
・袋麺もカップ麺も同じウェイトで重視している
・うどん、そば、焼そば等麺類全般が取扱範囲、ワンタンもOK、但しパスタ系は除外
・生タイプ麺、冷凍食品は取り扱わない
・評価はだんだん厳しくなっている(ので、試食時期の違う物を点数で比較できない)
・手持ちのパッケージは全てデータベース化して管理しているので、柔軟な検索が可能
・EAN(またはJAN)コードでモデルチェンジ/マイナーチェンジの判別をしている
・マイナーチェンジでのパッケージの些細な変更までは追求していない
・掲示板は即席ラーメン情報交換の場として置き、通常の書き込みには必ずコメントを返す
・即席麺メーカや販社との金銭授受関係による、試食評価の手加減は全く無い
・HTML文は手書きに拘る。楽ちんだが見た目が画一化されるようなHTMLエディタは使わない。
・小銭稼ぎのためのウザい広告は絶対に入れない!
  などなど。
3,「即席ラーメン」の定義 / (↑Top)

 当サイトに於ける、即席ラーメンの定義をここで明確にしておきます。

 私は「即席ラーメン」は生のラーメンとは違う、独立したジャンルの食文化であると認識しており、それは昭和三十年代に出たチキンラーメンの流れを汲むものと考えます。 このため、麺は乾めんに限定しますし、即席たるにはスープが同梱されているか味付け麺であることを必須条件とします。

 ラ王のような含水率の高いLLめんや半生めんのものは除外しています。チルド/冷凍食品も同様。また、製品形態が麺のみでスープは別途調達しなければならない製品も対象外です。ご了承下さい(決してこれらを嫌っている訳ではないのですが、みんな収集の対象としてしまうと食べる時間が無いのです)。

 制作方法については特に選別をしていません。カップ麺のような熱湯をいれるタイプ、チキンラーメンのように丼に麺を入れお湯を注ぐタイプ、鍋で茹でる袋麺、スープと麺を別々に作る袋麺、全てOKです。最後の「スープと麺を別々に作る袋麺」は即席なのか?という疑問はありますが、レアな製品が多いので対象範囲に含めます。

 即席「ラーメン」と言いながらも、品種には拘っていません。焼そば・うどん・そば等で面白いものはどんどん取り上げてゆくつもりです。即席ワンタンや水餃子までも取り扱い範囲です。但しスパゲッティなどパスタ系まで範囲を広げると数が多く収拾が付かなくなりそうなので一応控えています。

 とはいえ、あまりにも珍妙なもの、貰い物に関しては上記の限りではありません。

●只今在庫過剰につき、カップおよび袋の「焼そば」については新規購入を控えています。(01年02月より)


4,「インスタント」でなく「即席」 / (↑Top)

 どちらでもよい話ですが、語句が混在していると散漫な印象となるため、当サイトに於いては「即席」で用語統一しています。何となくこちらの方がほのぼのとした雰囲気が感じられて好きなので。 検索エンジンで「即席ラーメン」で引くと大抵上位に来ますが、「インスタントラーメン」「カップラーメン」で引くと埋もれる場合もあります。この辺のバランスは難しいなー。
5,「i-ramen.net」の作成環境 / (↑Top)

・PowerMacintosh 7300/180 + PowerLogix G3/255MHz/512kB card(144MB,外付VideoCard)+ 三菱RD21G2 モニタ
・画像入力は Ricoh DC-4U デジカメ、EPSON GT-5000ART スキャナ
・ソフトは Photoshop5.5、ミミカキエディット、Netscape4.7、InternetExplorer5等です。
・ページ作成ツールはどうも性に合わず、全て手入力でHTML文を書いています。
基本的にMac環境で作成・検証しているため、(本来なら大多数である)Win環境での確認は疎かになっており、
若干の不都合があった場合はご指摘いただければ幸いです。
 ダイアルアップ環境でも軽快にアクセスできるために、画像データはなるたけ小さくなるように心がけています。


6,メディアへの露出 / (↑Top)

 i-ramen.netの前身、素晴らしい即席ラーメンの世界を開設した(96年4月)直後、ちょっとでも知名度を上げるためYahooやらJOY(Japanese Open Yellowpage)等に登録てみました。 当時はYahooも結構簡単に個人ページをほいほい載っけてくれたものです。二ヶ月ほど経って、Internet Ascii誌から連載中の「JOYの雑記帳」というコラムに紹介したいとの連絡があり、同年9月号の紙面にカラー写真入りで初掲載。 大きく舞い上がってしましました。それ以来雑誌・新聞・ムック・ラジオ・テレビ等のメディアにちょくちょく載るようになり、初めのうちは試食記上で逐一報告していました。 重なったときは月に4件くらいありましたし、その他にも無許可掲載、引用も結構あったみたいです。 ただ雑誌掲載の殆どは一方的な紹介記事であり、実際に記者の方とメールなり実際に会うなりして当方の言葉を載せてくれるケースというのは希です。

 独自ドメインであるi-ramen.netに移行(00年07月)してからはアクセス解析がその気になれば結構詳細に出来るようになり、雑誌に掲載された直後のアクセス推移を何度も観察してみましたが、結論として「雑誌に掲載されてもアクセスには全く効果がない」事が判明しました。 このため、01年02月以降は雑誌に載っても単純な紹介記事だけの場合は報告していません。自分の意見が載る場合のみ試食記で報告するようにしています。

 一方、インターネットにおける紹介について、大規模なサイトで紹介されると怒濤のようなアクセスが集中して恐怖すら感じます。 過去一番派手だったのは、MSNの「今日のオススメ」で取り上げられた時(99年4月1日)で、一日で約一万五千アクセスがありました。 この際はメールも一度に70通くらい舞い込んで驚愕しました(事前通告無し。当時はMSNのトップページに日替わりでサイトが紹介された)。 このほかにもインプレスのInternet Watchなども数千件単位での集客の促進をしてくれました。 有名サイトでのハイパーリンクというものは大抵ある日突然、嵐のようにやってくるので嬉しさを通り越して怖さを感じ、更には自分の無力さすら感じさせてくれます。


7,リンク、カウンタについて / (↑Top)

 気付かれた方もいるでしょうが、当サイトでは世間でよくある「リンク集」を持っていません。 ゆえによく来る「相互リンク」の申し入れは全てお断りしています。 理由はいくつかありますが、一般的な即席/カップラーメン系サイトの検索はgoogleやgoo等の検索エンジンで十分だと思いますし、デッドリンク等の管理などもやりたくない。 アクセス解析の結果、個人サイトのリンク集から飛んでくるケースは殆ど無いという事実も判明しましたので、機能的な意義は薄いと思っています。 儀礼や友情を確認するだけのリンク集を作る気はありません。 この先「こりゃ凄いなー!」と思えるサイトがある程度の数まとまったら私もリンクのページを作る可能性はあります。

 一方、ネット上のマナーだとも思いますが「私のサイトのリンク集に載せて良いですか」という申し入れは全て快諾しています。(当サイト冒頭ページにも「リンクはたとえ悪の組織であろうと怪しい集団であろうとOKです」と記しましたが、本当に893やマフィアのサイトに当即席ラーメンサイトのリンクが張ってあったらお茶目だなー) リンクは「する側がしたくなったらする」ものだと考えるので、自分から他の個人サイトへ当サイトへのリンクを依頼する事はありません。(検索エンジンへの登録は、リンクの依頼とは全く別なものと考えます)

 当サイトは各ページにアクセスカウンタが付いていますが、これはページ毎の嗜好調査を行い更新の目安に使うのが目的です。 今回(01年8月)この「もろもろ」ページの内容を5年ぶりに更新しようとしたきっかけも、カウンタをつけたことによって(私にとっては意外と)このページへの来訪者が多い事が判明したからです。 私自身はカウンタの数字自体には執着していないので、キリ番やゾロ目等のイベントには興味がありません。 とはいえもちろん、アクセスが多ければやる気が大いに増します。 当サイトは検索エンジン(特にgoogle)からの来訪者が多く、この場合トップページを経ずに「検索」「試食記(バックナンバー)」「掲示板」などへ直接入ることが多いので、メインのカウンタの数字は実際の来訪者数とは全然違うものだと認識しています。 


01/08/19大改訂 01/08/22小修正
(01/06/27より)